★ アンパンマンで有名な漫画家、やなせたかし氏が俳句週刊誌の「私の好きな一句」に次のように書いていたのが面白かったので紹介したい。
漫画仲間で「名句の世界をを描く」というテーマで展覧会をしたとき芭蕉を担当した。あまりに超有名人なのでかえって難しい。
そして絵をつけるために読み換えて見てみると、やはりものすごい。
特にそう感じたのは「物いへば唇寒し穐の風」である。
それまでは余計なことを言うと唇寒しだよ、というような警句みたいな感じで受け止めていたのだが、絵を描こうとして読むと、「唇寒し」が繊細で実に美しい。
唇で秋を知るという感覚はモダーンでダンディである。
とても昔の句とは思えない。
★是非どんな絵になったのか知りたいと思う。
漫画仲間で「名句の世界をを描く」というテーマで展覧会をしたとき芭蕉を担当した。あまりに超有名人なのでかえって難しい。
そして絵をつけるために読み換えて見てみると、やはりものすごい。
特にそう感じたのは「物いへば唇寒し穐の風」である。
それまでは余計なことを言うと唇寒しだよ、というような警句みたいな感じで受け止めていたのだが、絵を描こうとして読むと、「唇寒し」が繊細で実に美しい。
唇で秋を知るという感覚はモダーンでダンディである。
とても昔の句とは思えない。
★是非どんな絵になったのか知りたいと思う。