575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

小林一茶の里    遅足

2008年09月13日 | Weblog
信濃の奥の奥、柏原の宿に一茶は生まれ、亡くなりました。
今回、初めて一茶の里に行ってきました。
写真は、一茶終焉の土蔵です。
大火によって家が焼かれ、残った土蔵のなかで
最晩年を過ごし亡くなりました。
65歳だったそうです。

思い描いていた風景とは違って明るい山村。
新しい一茶記念館も出来ていました。

一茶は晩年は結婚しても、奥さんも子供も亡くなって
寂しい生活だったと聞いていました。
しかし、俳句の宗匠としては大活躍していたそうです。

記念館近くにある俳諧寺の天井には
有名な俳人の句が寄せられていました。

  笑わぬ一茶の句のおかしさよ紅葉どき  金子兜太

私は、俳句は全然、出来ませんでした。

一晩、寝ての一句です。

  降り立ちて一茶の里の吾亦紅   遅足





コメント (2)
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