575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

時代を詠む   麗

2008年10月23日 | Weblog
昨日は郁子さんとある朗読会を聞きに行きました。
朗読者は皆さん女性で年齢層も高めになっています。

足腰がおぼつかなくなっていても椅子に座ったり工夫しながら
作品を堂々と読み上げる姿に底知れぬパワーを感じました。
作品の選び方も夫婦の機微を描いたおかしみのあるものが多く笑いに包まれました。


その帰り道、郁子さんが遅足さんのブログの
「よその句会」に触発されたという話になりました。
私たちもぼ~っと暮らさずに時代を読み込めたらいいですねと。

さて近頃気になっていること。

夕方5時前になると、あるバス停に長蛇の列が出来ます。
どうやら近くの工場で働く派遣社員の方の仕事帰りの様です。
年齢の幅も広く外国人も混じっています。
バスに乗り合わせるとバス内はどこかしら疲れた様子と
やるせなさを背負った雰囲気が漂っています。
この行列がなくなったときあの人たちはどこに行くのでしょうか?

     初時雨派遣社員がバスを待つ  麗
コメント (1)
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