今回久しぶりに北海道を旅した。宗谷岬のある道北である。
北海道を旅行するたびに感ずるのだが、北海道には自衛隊基地が多い。
山間部でも海岸部でも自衛隊の車両によく出会う。
施設の面積も、隊員数も全国ダントツらしい。
米軍基地面積も沖縄より北海道のほうが多い。在沖縄米軍基地は全体の23・5%だが、北海道は34・1%で第一位だ。
日本の軍事基地が北海道・沖縄と国土の先端に集中しており、歴史的にも住民が重い負担を背負ってきたことを考えると、少しでも縮小する運動が必要だと思う。
今回の旅行でこうした基地や演習地と隣り合った生活をしている様子が多く見受けられた。添付の写真はその一場面である。
納沙布岬の海岸段丘の上には、自衛隊の対ロシアのレーダー基地があり球体のドームに囲まれた幾つものレーダーと電波塔が聳え、丘の下の平坦地には二百人余の隊員の兵舎群とノシャップ町民の家々と児童公園が同居していた。
これも夏爽やかな北の大地のもう一つの顔である。
丘に建つレーダー基地や雲の峰
子ら笑う声を拾うか北の基地
おろしゃの声を聴きおり夏花野
北海道を旅行するたびに感ずるのだが、北海道には自衛隊基地が多い。
山間部でも海岸部でも自衛隊の車両によく出会う。
施設の面積も、隊員数も全国ダントツらしい。
米軍基地面積も沖縄より北海道のほうが多い。在沖縄米軍基地は全体の23・5%だが、北海道は34・1%で第一位だ。
日本の軍事基地が北海道・沖縄と国土の先端に集中しており、歴史的にも住民が重い負担を背負ってきたことを考えると、少しでも縮小する運動が必要だと思う。
今回の旅行でこうした基地や演習地と隣り合った生活をしている様子が多く見受けられた。添付の写真はその一場面である。
納沙布岬の海岸段丘の上には、自衛隊の対ロシアのレーダー基地があり球体のドームに囲まれた幾つものレーダーと電波塔が聳え、丘の下の平坦地には二百人余の隊員の兵舎群とノシャップ町民の家々と児童公園が同居していた。
これも夏爽やかな北の大地のもう一つの顔である。
丘に建つレーダー基地や雲の峰
子ら笑う声を拾うか北の基地
おろしゃの声を聴きおり夏花野