575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

ひげ剃りの鏡に停まるバッタかな   朱露

2009年07月27日 | Weblog

       五十五年剃った計算で二万回少々になる。
       バッタがひげ剃り中停まるとは空前絶後。
       バッタは何故滑らないのかそれが不思議。
       剃って机に向かったらパソコンが動かぬ。

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水澄む           愚足

2009年07月27日 | Weblog
 次の句会は八月十九日まだまだ暑い、七日立秋、二十三日処暑。それにもまして選挙公示日のあくる日。蝉の合唱のように選挙カーが走り回りそう。
 そんな時の句会のお題を「水澄む」としたのはやや勇み足。
 歳時記を見れば、秋の長雨もおさまり、台風も去って川は日一日と澄みを加える。水澄み流れる様は自然の見事な摂理・・・(飯田龍太)とのこと。
 八月十九日では実感が伴いそうもないが、こうなれば想像力と経験と観察力で句作するしかないと腹を決めた次第である。
 とりあえず気分を立て直そうと、このお題の名句を探した。

  水澄める国に水澄むごと寝まる     吉田鴻司
  正座してこころ澄むほうへ行く     村越化石
  池澄むや松の姿を正しうし       宇咲冬男
  投票に出るや一本野川澄み       平畑静東
  水澄むや人はつれなく美しく      柴田白葉女
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ちょっと変わった話題です。   遅足

2009年07月27日 | Weblog
写真は、ムクゲの木。
韓国の国の花でもあります。

朝鮮日報という韓国の新聞の記事です。
見出しは「韓国で最も古いムクゲの木が江陵市で発見」
(韓国では新聞は保守、テレビは革新という構図になっているそうです。)

このムクゲの木は、江陵市の江陵朴氏の祭堂(祭祀〈さいし〉を行う堂)
の前庭にある木で、最高110年経つものとみられています。

このムクゲの木は高さ4メートル、幅6メートルで、根元の直径が0.5メートル、
幹周りは1.5メートル。
ムクゲの木は通常、樹齢20-40年ほどで、それ以上経つと枯れてしまう。
このムクゲが長生きできたのは、適時に薬を与え、
肥料をたくさん与えたためと考えられています。

江陵朴氏宗家のチョ・キルジャさん(79)は
「16歳で嫁入りしたときから、このムクゲの木はあった。」とのこと。

パク・ヒョンスン博士は「こんなに大きく、多くの花を咲かせるムクゲの木は
初めて見る。ムクゲは毎日花を咲かせ散るため、たくさんの肥料が必要だ。
遺伝的側面から研究資料として活用し、保護樹に指定して管理する必要がある」と述べた。

 (この後の記事がいかにも韓国らしいです。)

ムクゲの木は日帝強占期に民族精気抹殺政策で大半が損なわれたため、
韓国では古い木があまり残っていない。

 (樹齢が数十年だから、そんな古いムケゲが残っているわけが
  ないでしょう、とツッコミたくなる部分です。
  まだ朴政権の頃、韓国旅行にいって、ガイドさんから
  「ここは豊臣秀吉が焼いた」と何回、聞かされたことか。
  滋賀県などを旅行すると、ここは織田信長が焼き討ちした、
  と、案内板にありますが、あの二人は悪名も高いですね。)

ところで、ムクゲって、そんなに寿命が短いのでしょうか?
そういえば、大木は見かけませんね。






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