明日は、寒露。でも台風。 遅足

１０月８日は二十四節気の「寒露」
秋も深まって露も冷たく感じられる頃。
どんどん夜が長くなる「夜長」にもなります。

野山には野葡萄や通草（あけび）の実が見られます。
そして松茸、しめじなど、キノコの季節でもあります。
湿った落葉や土、腐った木に生えてきます。
植物や動物の死骸を腐らせて土に返すという
自然のサイクルにとって不可欠の働きをしています。
現在、名前についているキノコは１５００種、
よく分かっていないものを含めると５０００種あるそうです。

寒露は１０月８日から２２日まで。
初候は「鴻雁来る」雁がやってくる
次候は「菊の花開く」
末候は「きりぎりす戸に在り」きりぎりすが家の中で鳴く
みな、季語ですね。

　　　　

しかし明日は台風。伊勢湾台風から５０年目。
心配です。ご用心を。

台風居る発狂気味の虫と俺 朱露

　　　　　　　　「季重なり」だとか言っていられない。
　　　　　　　　昭和九年九月末の「室戸台風」の恐怖。
　　　　　　　　「堤防が切れるぞ！」の大人達の絶叫。
　　　　　　　　生後一ヶ月でこの世の厳しさに震えた。