ウグイス科で日本最小の鳥の一つ。体長10㎝、体重5~6gというから、一円玉5,
6枚の重さである。オリーブ緑色で、翼の白い羽縁、目の周囲の白が目立つ。名前の由来は、雌雄とも頭央部の羽毛が黄色でに菊の花びら(舌状化)をのせているように見えるからだ。雄はこの黄色の中央に赤橙色の羽毛があるが、興奮しないと見せないので、かなか目にできない。春から夏、本州中部以北の高い山で繁殖し、冬は九州以北の低山の針葉樹林に多い。なかなか見かけないし、たとえ、見つけても常に動き回っているから、頭の黄色まで確認することができない。
秋の舳倉島バードウオッチングに初めて参加し、一生分のキクイタダキを見た。図鑑では、水浴び以外地面に降りることはなく、周年樹上で生活するとある。しし、舳倉島はなんでも有りの場所、地面に降りるは、足元のノゲシ(ハルノノゲシ)に3,4羽がまるでなっているように止まって餌を食べているはという状態。この小さな体で海を渡ってきたのだ、ともかく食べて、食べて体力を戻さねばということだろう。この先また海を越えて行かなくては・・・でもどこまで行くの?
仲間のなかにはそんな気の毒な鳥を見るのはいやだと舳倉島ツアーを断る人もい
る。しかし、人目を気にしないで餌を食べているので私でさえ、キクイタダキの黄色やオレンジの頭を観察できた。舳倉島はとってもありがたい島である。たぶん、それは島に渡って来る鳥にとってもそうだと思う。猫と何羽かのハヤブサに気をつければ、虫も植物も豊富、休む場所も水場もある。島が何時までもこの状態であることを願っているのはバードウオッチャーだけではなく、鳥もそうだと思っているに違いない。
6枚の重さである。オリーブ緑色で、翼の白い羽縁、目の周囲の白が目立つ。名前の由来は、雌雄とも頭央部の羽毛が黄色でに菊の花びら(舌状化)をのせているように見えるからだ。雄はこの黄色の中央に赤橙色の羽毛があるが、興奮しないと見せないので、かなか目にできない。春から夏、本州中部以北の高い山で繁殖し、冬は九州以北の低山の針葉樹林に多い。なかなか見かけないし、たとえ、見つけても常に動き回っているから、頭の黄色まで確認することができない。
秋の舳倉島バードウオッチングに初めて参加し、一生分のキクイタダキを見た。図鑑では、水浴び以外地面に降りることはなく、周年樹上で生活するとある。しし、舳倉島はなんでも有りの場所、地面に降りるは、足元のノゲシ(ハルノノゲシ)に3,4羽がまるでなっているように止まって餌を食べているはという状態。この小さな体で海を渡ってきたのだ、ともかく食べて、食べて体力を戻さねばということだろう。この先また海を越えて行かなくては・・・でもどこまで行くの?
仲間のなかにはそんな気の毒な鳥を見るのはいやだと舳倉島ツアーを断る人もい
る。しかし、人目を気にしないで餌を食べているので私でさえ、キクイタダキの黄色やオレンジの頭を観察できた。舳倉島はとってもありがたい島である。たぶん、それは島に渡って来る鳥にとってもそうだと思う。猫と何羽かのハヤブサに気をつければ、虫も植物も豊富、休む場所も水場もある。島が何時までもこの状態であることを願っているのはバードウオッチャーだけではなく、鳥もそうだと思っているに違いない。