575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

感性、お若いですね   鳥野

2010年07月13日 | Weblog
先週4日の日曜日。中日歌壇をご覧になった方は多いと思います。

 
 ・ 初夏の水の眼に手を沈め瞳のごとき石を取り出す

遅足さんの作品です。岡井隆の選に入りました。

評は「水の眼は泉のようなものか。その底にある石を瞳にたとえたのだ。
どこか象徴詩のような味わいのある歌で、解釈はいろいろありうる」

石を瞳にたとえる修辞。お若いですよね。

不安定で鬱陶しい気候に爽やかな風を送っていただいて感謝。

今後もご健詠を。わくわくして待っています。
コメント
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