575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

7月句会の投句が集まりました。  遅足

2010年07月19日 | Weblog
今回の題詠は「夏の色」
さまざまな色が集まりました。

題詠
①夏芝に白球隠れ探す足
②廬山(ロザン)には詩賦朱に刻し夏の色
③オレンジのサマーセーター夏の旅
④大皿に藍の渦巻き夏料理
⑤目覚しの西瓜や種を庭に吐く
⑥校門に原色のままカンナ咲く
⑦滝壺の水に身をもむ青さかな
⑧夏の色ゴーヤがまんの面構え
⑨紺青ののれん浴衣の動く夏
⑩半夏生葉に残りたる雨の彩
⑪濃さを増す緑に時の速さかな
⑫モネの絵の吹きわたる風白い夏

  
     
自由題  
①特訓の掛け声響く梅雨晴間
②零(こぼ)れし歯掌(て)にころがして星涼し
③立葵雄しべにやどる光かな
④古城址や戦ぐ無念の青田風
⑤岩棚の鮑になって鮑剥がす
⑥子雀に親口伝え麦湯粕
⑦雨足の激しさ増して遅き夏
⑧雨だれを五線譜に受け朝寝かな
⑨戻れどもなにしにきたか夏風邪中
⑩驟雨打つ露天の岩に身を潜め
⑪青嵐こころをゆするカノンかな
⑫炎天の応援団旗しおれけり

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朝凉や二度目の「深夜プラス1」    朱露

2010年07月19日 | Weblog

      今年の三月に読み昨日また読み終わる。
      分かっていて読むとはどういうことだ。
      涼風が立ったらまた読むのではないか。
      ギャビン・ライアルと菊池光のコンビ。

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日帰り温泉開眼       愚

2010年07月19日 | Weblog
先週の長雨にはまいった。私の好きなドライブが封じ込められたのだ。
そうなれば、朝から飲むしかない。これは危険だ。
そこで、雨の中ドライブに出かけた。
知多半島を走ったが雨で海の見通しも悪い。諦めて帰るえることにしたが
ふと道沿いに日帰り温泉があって連れ合いが行ってみようという。
風呂は苦手だが暇つぶしに入ってみた。
平日だというのにかなりの人が利用していた。
話には聞いていたが様々な風呂と海の見える露天風呂があって飽きさせない。

湯船に足をのばし雨に煙る海を見て、雨も日帰り温泉もいいものだと思った。

煙る雨 湯船の果ての夏カモメ
コメント (1)
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