毎日の掃除も、それなりに一仕事。
でも、それが俳句になるとは思っていませんでした。
作者は昭和41年生まれ。
第二回芝不器男俳句新人賞を受賞しています。
その記念句集で、この句に出会いました。
日常の生活の一部を切り取って、
季語と取り合わせた見事な句です。
鳥雲に、の鳥は、春、北へ帰っていく渡り鳥のこと。
子どもを連れて北のふるさとへ。
また秋になったら渡ってくる。
そんな大きな繰り返しのなかに渡り鳥は生きている。
掃除機は、寝かせるのではなく、立たせておく。
また明日も、同じ作業が待っている。
その繰り返しのなかに生活がある・・・
わが家でも掃除機は立たせて仕舞います。
でも、そんな些細なことに「詩」を感ずることは
全然ありませんでした。
そういえば、昔、長居する客を退散させるお呪いに
箒を立てておくという風習がありました。
そんなことも思い出させてくれました。 遅足
でも、それが俳句になるとは思っていませんでした。
作者は昭和41年生まれ。
第二回芝不器男俳句新人賞を受賞しています。
その記念句集で、この句に出会いました。
日常の生活の一部を切り取って、
季語と取り合わせた見事な句です。
鳥雲に、の鳥は、春、北へ帰っていく渡り鳥のこと。
子どもを連れて北のふるさとへ。
また秋になったら渡ってくる。
そんな大きな繰り返しのなかに渡り鳥は生きている。
掃除機は、寝かせるのではなく、立たせておく。
また明日も、同じ作業が待っている。
その繰り返しのなかに生活がある・・・
わが家でも掃除機は立たせて仕舞います。
でも、そんな些細なことに「詩」を感ずることは
全然ありませんでした。
そういえば、昔、長居する客を退散させるお呪いに
箒を立てておくという風習がありました。
そんなことも思い出させてくれました。 遅足