575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

秋高しブラジル人の洗濯物     朱露

2010年10月04日 | Weblog


     団地にはブラジル人が大勢住んでいる。
     ポルトガル語なので取り付く島がない。
     お互いにニヤニヤ笑う間抜けな景色だ。
     子供が小学校へ行くのでこれが突破口。
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グッバイ お酒        愚

2010年10月04日 | Weblog
 女狂いと酒狂いは同じなのか違うのか知らないが、果ては狂い死にするのは確からしい。

 私は女に縁がないから女狂いはない。

 しかし、酒狂いは人後に落ちなかった。

 おかげで、狂い死にするところであった。

 退職後の七年間の断酒もクラス会の一杯の冷酒で絵に描いたようにフラッシュバック。

 一年後、案の定 狂い死に寸前に至り、緊急入院。

 退院はしたが肝臓は余年わずか。

 一日一日をひそやかに生き延びる身の上となった。

 こうなると、四十年の酒の思いでがあたまをよぎる。


 俳句を読んでも酒の句が目につく。

   木曽谷の養生訓に菊の酒         加藤耕子

 この句のように、菊の花びらを浮かべ、季節に思いをはせて飲むことが出来てたら

 もう少し長く酒が愛でたのにと後悔しきりである。



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ゆく夏に思い出残る踊り下駄      角谷

2010年10月04日 | Weblog
ブログに柿通信を掲載して下さった
角谷さんが亡くなられたそうです。

写真は、丁度、一年前のもの。

角谷さんとは、塔句会で、ご一緒させていただきました。
岐阜の方で、長良さんの友人。
句会の帰り、電車のなかで、お二人は
俳句談義に花を咲かせていたとか。

    

 ゆく夏に思い出残る踊り下駄      角谷


10月の塔句会、最後に提出された句。
最高点をとっています。

ご冥福をお祈りします。    遅足

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ブルドーザー首垂れている秋の雨    朱露

2010年10月04日 | Weblog

    この夏から秋我が家の前後にブルドーザー。
    前は新築工事後は地ならしで逃げ場がない。
    前の家は出来たが後が音の割に片付かない。
    そこへ今朝の雨で恐竜そのままに寝そべる。


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