575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

過疎の地の村おこしとて蕎麦を蒔き     廣秋

2012年08月03日 | Weblog
先週、金沢へ花火を見にいってきました。
東海北陸道を荘川ICで降りました。
以前は、荘川村でしたが、今は高山市になっていました。
ここで昼食をと、蕎麦店「おかだ」に。
そこで出会ったのが、この句です。
句を詠んだのは、お店のご主人の知人。

とろろ蕎麦を注文。とろろは、認知症に効果のあるとか。
クセのない、しっかりした蕎麦でした。
蕎麦は、春蒔きと夏蒔きがあるそうですが、
秋の蕎麦の方が粒が大きいので、普通は夏蒔き。
蕎麦の花が咲くのは初秋に入ったこれから。
荘川のダナ高原には15ヘクタールの蕎麦畑があり、
まもなく花盛りとか。
先を急いでいたので立ち寄れませんでした。
今度は是非行ってみたいと思っています。

なお、蕎麦刈・蕎麦の花など、蕎麦は秋の季語です。

                     遅足
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ハンカチを畳んで握る診察台     すみ

2012年08月03日 | Weblog
患者としての心得?!と、朱露さん。
歯医者さんに行く時には、一大決心。
この服に、このハンカチと、決意も新たに、と亜子さん。

お医者さんの前に座ると誰でも緊張しますね。
とくに診察の結果を聞くときは・・・
ハンカチを握った手に力が入ります。
こんな時にハンカチはドラマの名脇役です。
患者さんのココロを映し出しています。
しかし、今のお医者さんはパソコンの方ばかり見ているようですから
患者さんのハンカチには目がいかないんでしょうね。

「検査の結果はなにもありませんでした」と、なるのか。
「ちょっと精密検査を」となるのか。緊張の一瞬。
そういえば、身内の結果を聞く時のほうが緊張しませんか?

                        遅足

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