575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

扁額を見上げ潜れば(クグレバ)鳥渡る   結宇

2016年12月07日 | Weblog
扁額(へんがく)は、建物の内外や門・鳥居などの
高いところに掲げられている額(がく)。
書かれているのは、その建物や寺社の名が多いそうです。

神社・寺院・城門・茶室などの伝統的な建物のみでなく、
学校、体育館、トンネルなどにも掲げられています。

この句はどことは言っていません。
読者が自分の記憶のなかから自由に読んで良いのです。
私は京都の大きな山門を思い出しました。
見上げて潜ると・・・
さらに高い空には渡り鳥の姿。
移動撮影のように映像があざやかです。

          

寒い朝。早朝からヘリの爆音・・・
東山動物園の黒鳥が鳥インフルエンザで死亡、
というニュースのため飛行のようです。
奄美の温かさが懐かしく思い出されます。
今年の1月には名瀬で115年ぶりの雪が観測されたとか。
この寒波で奄美も寒いかも・・・
                 遅足



コメント
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