575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

詩歌を「読む」ポイントは「共感」

2016年12月20日 | Weblog
俳句を読む時は、まず書いてある通りに読むべし、と教わりました。
好き嫌いをいわずに食べてみるということでしょうか。
意味を読み取ってから鑑賞にと移ります。
ここで、どうしてもスキ・キライが顔を出します。

心の花・名古屋歌会に顔を出すようになって
毎月50首余りの歌から3首の選歌をしています。
短歌は慣れないこともあって、なかなか選べません。
忘年会をかねた集まりで、代表の方に聞いてみました。

返ってきた言葉はひとこと。「共感」でした。

共感とは、相手に寄り添うこと。相手の立場にたってみること。
選歌にあたっては、まず共感をもって読むべし。
どんな句や歌でも、好きになって読め、という教えと理解しました。

                           遅足



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