札幌の街中でも、空気が澄んでいればこの程度には写ります。データは記憶していませ んが、ISO100でF2.8の30秒程度だったと思います。赤いオリオン大星雲が微かに写って います。天の川なんて、ここ何年も見たことがありません。年を取ったせいで、目が悪くな った事も有りますが、それだけ世の中が明るくなったと考えられます。こんな意味での明る い世の中なんて、本当はほしくない。今では、天の川が見えることが地域の観光資源にも 成ってます。街の明かりが無い、人家が無い、人が住んで居ない、市街地から遠く離れて いる、よーするに田舎。
夜の地球の衛星写真を見たことが有ると思います。中国と韓国に挟まれた、北朝鮮だ けが真っ暗に写っています。いかに電力事情が悪いか、一目瞭然です。でもピョンヤンの 街中で天の川が見えるかも知れません。国民にとっては、見たくない天の川でしょうが。
星の数と生活の利便性は反比例。豊かさを追い求めた結果失ったもの、星の数と天の 川、足下の豊かな自然だけではないようです。