海でも山でも出かける時はこれ一本、もう十数年は使っている。とは言っても年に数回だが。
OPINEL FRANCE No.9 全長21cm 刃渡り9cm カーボン含有率0.85%の鋼である。
ハンドルは欧州産のブナ材、水を吸うと膨張して刃の出し入れがきつくなるのが難点。
刃が鋼材であるため、水に濡れるとすぐに錆びるが、研ぎ直せばシャープな切れ味に戻る。
特に今回は、西表島で岩に張り付いた貝を採るのに活躍したが、真っ赤に錆びた。
オピネルの創業は1890年、創業者ジョゼフ・オピネルの名前からきている。
王冠を戴いた「恵みの手」と呼ばれるマークは、1909年のデザインでフランスの刃物商の登録商標。
「恵みの手」とは、キリストを洗礼した手を意味する。
創業者ジョゼフ・オピネルの出身地サン・ジャン・ド・モリエンヌの町の紋章である。
オピネルは刃渡り3.5cmのNo.2から、刃渡り12.1cmのNo.12までの10種類有るが、
このNo.9あたりが実用品としては使いやすいと思う。リング式ストッパーはNo.6から付いている。
十数年前買った時は、2000円ぐらいだたかな?・・・・以上オピネルの蘊蓄でした。
早く山菜採りの季節がこないかなぁ~。