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人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

人の目とカメラの目

2009年03月24日 | 写真

先日、睡眠薬代わりに「超ひも理論」の本を読んでいたと書きましたが

その内容の一部は「実在とは何ぞや?」です。内容を詳しく説明すると

数百ページの引き写しに成ってしまうので省略しますが、まぁこんな様なイメージです。

現代物理学の理論では、この世をこの世たらしめているのは次の四つの力です。

①重力②電磁気力③強い核力④弱い核力です。

①②は、人間の経験(実感)として理解出来ますが、③④は原子核内の力なので

ここでは側に置いて置きます。

これは②の電磁気力すなわち光子のエネルギー水準の違いを表したものです。

Photo

これは550nm付近に最大感度を持つ人間の目で見た風景です。

Sc70

これは700nmを透過する(正確には700nmに50%の透過能力を持つ)フイルターで見た世界です。

Ir90

これは900nm(上同)の波長領域で見た世界です。

間違い探しのパズルみたいですが、何が違うかジックリ見て下さい。

たった②の電磁気力の世界でも、これだけの違いが生ずるのですから

ましてや①③④の世界を実感(経験)出来るとするならば、この世はどの様に

見えるのでしょうか?まさしく「実在とは何ぞや?」です。

ヒントその1、左の建物が消えています、他に多々有り。