沖縄の海には、色彩という名の麻薬が潜んでいる。
あの淡いソーダブルーの波打ち際から、深いコバルトブルーの外礁の海まで、
一度見たら中毒になってしまうのです。
そろそろ薬(ヤクと読んで下さい)が切れてきたので真夏の沖縄へ行こうかと
考えていたのですが、気温33°、湿度80%、なによりも凶悪な紫外線を含んだ
太陽の光が頭の上から降り注ぐ砂浜を年寄りがほっつき歩けば熱中症で死んで
しまうので、ヤメにした。
その代わり、積丹半島の積丹岬で積丹ブルーを眺めて禁断症状を抑えてきた。
ところで、中央の大きな岩の裏側って見たこと有ります?
裏側に回ってみると、こんな荒々しい風景が広がっていて、これはこれで絶景である。
此処まで来たら遊歩道を辿って女郎子岩まで足を延ばしてみる。
これはその途中の風景です。
女郎子岩と断崖絶壁と積丹ブルーの海。