海が光っています、人間を始め全ての生命の源はこの太陽の光、したがって生命のDNAにはそのことが刻み込まれているはずです。
この光の元で進化してきた生命体が、今別のエネルギー源、人工的核分裂で生きようとしています。
作家の池澤夏樹さんが「原子力とは、どこか原理的なところで人類の手におえないのではないか」このようなことを言っていた、これは作家の直観だと思います。
極限まで日に焼け、素足でサトウキビ畑の草むしりをしているこの島の人たちの生き様を見ていると、暇人を含め原発のエネルギーで生活をしている都市部の住人と、サトウキビ畑など日の光の恵みによって生きている島の人々、どちらが本当の生き方なのか、暇人は考えてしまうのです。