18時50分、サトウキビ畑に日が落ちる。
下地島の最高地点は標高17mなので、本当は海へ日が落ちているのだが、見た目には地平線へ落ちているのと同じだ。
こんな時間外に居るのは長期滞在者のヤマトンチューだけだ、お百姓さんは夕方5時になったら畑の脇で皆で缶ビール飲んでいる。
その代り朝は早い、6時にはサトウキビ畑の草むしりをしている、その分暑い日中は昼寝をしているのだろう。
暇人は今でこそ暇人だが、若いころは一日の労働時間が16時間、休みは月に二回だけ、なんて奴隷生活をしていたこともある(その割には給料が安かったな)。
沖縄県民の平均年間所得は、たしか200万円前後だったと思う、全国最下位だ。
でもなぁ~、こうやってサトウキビ畑に落ちる夕日を眺めていると、人生の幸せって何だろう・・・・などとつい考えてしまうのです。