
北海道で春の山菜といえば、イコールマークが付いてギョウジャニンニクである。
北海道人のギョウジャニンニクに対する思い入れは、偏愛・狂気・宗教に近い物がある。
別名アイヌネギ・キトビロ・エゾネギ、本州中部以北に分布するユリ科の多年草、
したがって毎年同じ場所に生えてくる、だから山菜は根こそぎ採ってしまはず
半分残しておけば毎年楽しむことができるのです。
天ぷら・酢味噌和え・卵とじ・生のまま味噌を付けて食する等何でも有だが、北海道人はやはり
ジンギスカンと一緒に食する、さらにタレはベル食品の成吉思汗のタレでなければならない。
年に一度花見の席でこれを食べると、まさしく天にも昇る気分になるのである。
山菜図鑑などには、同じユリ科のスズランの葉に似ているので間違えて食べないようにと、
この場合は本当に天国に召されますと書いてある。(スズランは毒草です)
一本採って匂いを嗅いでみればすぐ解るのだが、見つけるとそんな余裕も無い程夢中になるのかな。
190万都市に隣接した手稲山、生えている場所が少なくなりました。