ただ荒涼の石狩浜 2020年04月04日 | 写真 雪は解けたがまだ草木の芽吹きは無い、ただ荒涼の原野が広がるのみ。 埃っぽい乾いた砂利道、今時は訪れる人もいません。 昨年のハマナスの実がいっそうの寂寥感を引き立てます。 荒涼の石狩浜には日本海の海の色が似あいます。 夏の賑わいをよそに、流木に荒波が打ち寄せるのみの石狩浜。 今も昔も冬の石狩浜は厳しい寂寞の世界だったようです。 石狩浜の原野に置かれた「無辜の民」の像、作者はこの地に置くことを望んだようです。