歩き旅の最後は、奥武島から知念半島の海野までの16km、あちこち寄り道したから20km以上は歩いたかな。 この間は沖縄本島でも歴史の古い所らしく、○○城跡とか☆☆御嶽なんて歴史遺産が沢山有る。まずは百名ビー チ近くに有る「受水走水(うきんじゅ はいんじゅ)」へ寄ってみることとする。
左側に山裾からの湧水を引き込んだ小さな小さな田圃が有り、右手には拝所が有るだけ。説明はメンドーなの で、案内板をどうぞ。伝説はさておき、真水を得る事が出来る所を聖地とする傾向は、琉球列島何処でも同じです。 案内板右上のマーク何だか解りますか?朝に太陽神が東の海から現れ、夜には地底の世界を通って翌朝復活す ると言う沖縄の世界観を表現したものです。
さて次は知念城跡ですが、修復工事中でした。二年前にも一度行った事有るんですが、何か変!
これが二年前の写真です。石垣の積み方は、野ずら積みに少々手を加えた古い時代のあいかた積み技法です が、修復された石垣を見れば、後世の高度なあいかた積み技法によって作られています。こんなの、文化財の修 復って言うんでしょうか?
次はご存じ世界遺産の斎場御嶽です。説明の要無しでしょう。
拝所の中には、四角い切石の香炉以外何も無いのが沖縄の御嶽の特徴です。左の囲いは久高島を望む拝段 なのですが、ここへ土足で上がり込む不埒な輩(観光客)が居るので、やむなく鎖で囲ってあるとか。
ここからは、聖地久高島がこの様に見えます。天気が悪くて残念!
斎場御嶽には、大庫理・三庫理・寄満の三箇所の拝所が有るのですが、これは寄満です。オイオイ、そこのオ バサン、勝手に上がり込んじゃダメじゃないの、と思っていたら長いことお祈りしていました。どうやら島人みたいでし た。ちなみにこの写真は、ISO800・F4.0・1/15秒の手持ちで撮影しました。気合いを入れてシャッターを切れば、手 ブレしないものですな。
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