若葉のオオウバユリ、近くに寄れば独特の臭いがします。これが3~4ヶ月もすれば、2 m近くに成長するのですからスゴイですね。このユリ根は、昔のアイヌの人達の食料でし たが、私も子供の頃食べました。こぶし大のユリ根を採ってきて、焚き火の中に入れて焼 いて食べるのです。決して美味いものではありませんが、おやつ代わりだったのでしょう か。
子供の頃野山で食べたものを思い出してみました。ヤマブドウ、食べ過ぎれば舌が割れ る。コクワ(サルナシ)、食べ過ぎれば痔になる。ヤマグワ、口の周りが紫色になる。イチイ の実、中の種を噛んでしまうと強烈にエグイ。ハイイヌガヤ、松ヤニ臭い。アキグミ、渋み が強い。山桜の実、サクランボには違いないが種ばかし。マルスグリ(グズベリー)、カリッ とした歯触りで酸っぱい。ヒメリンゴ、えぐくて酸っぱい。スモモ、これは美味いが虫が入っ ている。ツツジの花、ほんのり酸っぱい。カエデの若葉、かなり酸っぱい。ヤマブドウの 蔓、相当酸っぱい。エゾニュウの若い茎、なんとも言われぬ味がした。エゾノギシギシ、わ ずかに甘く酸っぱい。イタドリの茎、酸っぱくて美味しい。ツメクサ(クローバー)の蜜、花を 引き抜いて付け根をチュッと吸う。その他毒で無い物色々。
今になって考えて見れば、ほとんどヒグマかノウサギみたいな食生活ですな。
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