6月2日(月)
「民宿ゆくい」は、宮古島の北端部狩俣集落に有ります。この日は数人の宿泊客が居て、夕食時は当然宴会
と成ります。ユンタク(おしゃべり)と言うやつですね。「宮古島の方言には、「か」に °(半濁点)とか「き」に °
なんて言葉が有り、なんて発音するんだろうね?」など他愛のない話です。
夜9時過ぎになると、近所のオジサン達がなだれ込んで来て、向かいのテーブルで勝手に宴会を始めてしま
いました。離島の民宿では、地元民と宿泊客が渾然一体となって、訳の分からない飲み会に発展する、とは
良く聞く話で、これがそうかと思っていたら、実はそうでなかった。
宴もたけなわと成った頃、ビラを持った素面のオジサンが入ってきて何やら挨拶、実はこれ沖縄県議会選挙の
供応、すなわち買収工作だったんですね。離島の選挙では良くある話です。
選挙運動員が帰った後、一人二人と我々のテーブルのほうえ、これはオトーリー(宮古島の悪名高き酒飲み
義方、一気飲みの回し飲みを延々と続ける)が始まると察し、私は逃げましたが逃げ損なった女性の方、翌朝
朝食もとらず青い顔をしていました。
狩俣集落は宮古島の中でも歴史の古い所で、サンゴの石垣やフクギの並木が残っています。
これは宮古島を北西から南東方向に貫く断層崖で、平行して数本有ります。
近くで見れば、琉球石灰岩を上に載せて島尻層の泥岩が露頭しています。
これは「オッパイ山」と呼ばれる円錐カルスト残丘です。
宮古島南部に有る仲原鍾乳洞の陥没ドリーネの内部、写真が下手でゴメンナサイ。
宮古島はサトウキビと並んで、葉タバコの栽培が盛んです。タバコの花です。
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