人外花境

暇人の何でも自然観察日記

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母島 貨幣石とカノープス

2019年12月21日 | 自然観察


さて、空っぽの頭を充電し気を取り直して母島沖港へやってきました。
左側三角形の山が小笠原諸島最高峰の乳房山(462.6m)です。



目的地はここ、沖港からほど近い御幸之浜の露頭です。



ここの露頭には、飛行石ではなく貨幣石の化石が沢山有ります。
貨幣石は新生代古第三紀始新世(3540万年~5650万年前)の示準化石です。
また低中緯度地域の浅海に住んでいたことを推定させる示相化石でもあります。



次は南崎へ向かう途中に有るスリバチ展望台のラテライトです。
これだけのラテライト層が北緯27度の環境で生成されるだろうか、もっと高温多湿な時代が有ったかも。



せっかく北緯27度まで来たのだから、水平線上のカノープスを撮ってみた。
これでまた寿命が延びてしまった、良いのか悪いのか。

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