人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

ヘール・ボップ彗星 1997年4月

2006年01月14日 | 今日の雑感雑記

Hb_comet

 今から9年近く前になりますが、こんな大彗星が西の空に見えていました。遥か太陽系 の彼方からの旅人です。近年冥王星の外側、カイパーベルトが騒がしくなっています。冥 王星に匹敵する大きさの天体が新たに発見されました。観測技術が発達すれば、まだま だ有るんじゃないかと言われています。彗星も冥王星もカイパーベルト天体で有るなら ば、巨大彗星が地球に接近する可能性もなきにしもあらず。頭が西の空で尻尾が東の 空、天空の端から端までの大彗星、生きている間に一度見てみたいものだ。

 今月11日にNASAの冥王星及びカイパーベルト天体探査衛星が打ち上げられる予定 だったが、上手く行ったのかな?でも冥王星に到着するのが2015年7月頃とのこと。気の 長い話だ。冥王星までは約59億km、電波が届くまで5時間半もかかる距離だから、いた しかたがないか。それまで私は生きているのだろうか?


雪明かりの夜

2006年01月11日 | 写真

Yukiakari

 昨夜は冷え込みが厳しく、小さな雪の破片が空気中に漂っていた。ナトリュム灯の橙色 の光が乱反射して、夜中にもかかわらず町中が夕方の様に明るかった。電気を消した室 内でも、窓際で新聞が読めるほどに明るかった。風情は無いが、これも雪明かりと言うの だろう。「蛍の光窓の雪」は本当に有った。


沢の生活

2006年01月10日 | 今日の雑感雑記

Sawanonaka

 関西方面の某住宅団地である。沢の中と背後の山腹斜面に貼り付いている。おそらく 50年前には、猪と狸ぐらいしか住んでいなかっただろう。産業資本を集約することで、効 率的経済運営を図った結果、人間の住処も集約されてしまった。しかもこんな山の中に。 とは言え、大阪神戸いずれも一時間以内の通勤距離であるから、当時としては恵まれた 環境であった。

 今後の日本は、団塊の世代の大量退職、少子高齢化、人口減少時代を迎える。20年 後30年後に、この窓の明かりは幾つ残っているだろうか。そうなったとき、この沢の中の 生活はスラムと化してしまわないだろうか。残るのは、動くに動けない年寄りと貧乏人だ け。

 その時その時の経済効率のみを追求すれば、結局この様な町が出来てしまう。都市計 画とは、50年後100年後を見越して建てるべきものである。都市の有り様は、国家の顔で あり、国民の品格を表すものと考えます。


現役時代

2006年01月07日 | 写真

D512

 35年前の、D51がまだ現役で走っている頃の写真が出てきました。トンネルに入る度 に、窓を開けたり閉めたりした記憶が有ります。上り坂にかかると、時速30Km程で息も 切れ切れドッコイショ・・・・・ドッコイショ・・・・・と走っていました。スイッチバックなんてのも 有りましたね。助走を付けて坂道を越える、SLの走り高跳びみたいなものです。今の新 幹線の車体と比べれば、隔世の感が有ります。今こんなものを、東京のど真ん中走ら せたら非難囂々でしょうな。でも、やってみたい!

 


大千軒岳

2006年01月04日 | 写真

Image002

 今日も朝から天気が良いので、50km先の大千軒岳を超望遠で撮ってみました。奥二股 登山口・広河原・金山番所は、手前の尾根に隠れて見えません。場所だけを示しました。 Kさん・Aさん・Sさん・Tさん、今年こそ雪が解けたら行きましょう!