我々の子供の頃は、お盆過ぎればとたんに冷たい秋風が吹いてきたものであるが、
昨今はまだ気温30度である。やはり世の中少しずつ何かが変化している。
早期退職したバカ人間も今年で還暦、これは変化ではなく無駄に年を重ねただけ。
第一回目の年金も支給になったし、これで名実共に唯の年金暮らしの老人である。
5年目を契機に再度身辺整理、早い話不要物を捨てちまおうと身の回りを眺めてみた。
不要物の定義として、この5年間使用しなかった物とすれば、有るは有るは、
ほとんどゴミ屋敷状態である。
ズバッと捨てるためには、かって大枚をはたいて買った物でも使用しなければ唯のゴミ、
という意識改革が必要であるな。
たとえば、サラリーマン時代に買って一度も袖を通したことの無いスーツ、なんてのもゴミ。
現役時代は重要な仕事上の資料、なんてのも今となってはゴミですな。
キャンプ用品の小物、もう使う事が無いので名残惜しいがこれもゴミ。
一度も使用した事の無い食器類、これもゴミ。
などなど、細かく見て行くと日常生活で使用しているもの以外は全てゴミである。
これからはゴミの日にボチボチと出してゆきます。
ただし、趣味で集めたカメラのコレクションと本棚の飾りと成っている蔵書以外は。
ここ数日は気温30度前後の日が続いています。
西日本にお住まいの方は「こちとら35度だぃ、30度なんてまだまだ」とか
沖縄方面の方は「同じ30度でも太陽の日差しの凶暴さが違う」と言うでしょう。
でもやはり、長年北海道に住んでいる年寄りにとっては暑いのです。
一日一写のカメラ爺ですが、昨日は一日中ソファーの上でごろ寝。
さすがに寝ていてばかりでは体に悪いので、夜涼しくなってから近くの運動公園へ散歩に出かけた。
一周1.0km弱のランニングコースが有り、朝夕近所の住民がよくジョギングをしています。
画になる夜景でもないかとブラブラ歩いていると、背後からトッ・トッ・トッ・トッとリズミカルな足音が。
でも、何時まで経っても追いついてきません。足音だけが付いてくるのです。
もしや足音オバケ?振り向いて誰も居なかったらどうしょう・・・・死ぬほど怖い!
勇気を出して後ろを見たら、小柄なメタボオヤジが歩幅30cmほどの足踏み状態でランニング中。
これじゃ何時まで経っても追いついてこないはず、真夏の夜の怪でした。
夜の公園、遠くでガキ供が火遊び中。
夜の操車場、午後9:00を過ぎれば列車の本数が少ない。
今日も最高気温が30度近くまで上がりました。
異常暑がり汗かき体質人間は、こんな時は外へ出たくないのだ。
でも一日一写をモットーとしている暇なカメラ爺は、炎天下意地でも近所を徘徊するのだ。
まず始めに、1.5mm程の小さな小さな花、この花が何の花か解れば貴方は相当の通です。
答え・・・・ミツバ(三つ葉)の花です。
カラスアゲハの吸水風景、暇なもんでじっくり見ていたら、水を吸ってはお尻からピュー、
吸ってはピューの繰り返し。人間もこの技が出来たら涼しいんだろうが。
ビールをガブガブ飲んではトイレに通う・・・・同じ様なもんだろうが?
・・・・ウ~ッ、何かちがう感じがするが・・・・
クジャクチョウです。今日は野の花があまり咲いていなかったのでチョウチョの写真撮りました。
この他にも色々と飛んでいたのですが、名前が解らないのとあまり綺麗でないのでパス。
綺麗なのでUPで一枚、確かに下の羽の模様は目玉以外の何物でもないですね。
ハナガサギクです。やはりそろそろ秋なのかな。
ヒメヘビイチゴです。
今日は曇りで気温25度、やっとカメラ抱えて散歩に出る気になった。
大口径レンズでボケを生かした写真を撮ってみたいのですが、ビンボー人は
そんな気の利いた(値段の高い)レンズは持っていません。
そこでお蔵入りに成っていたPENTAX ist DL2 のホコリを払い、フイルムカメラ時代の
smc F 1.7 50mmを付けて裏山へ出かけました。
尚、以下の写真は全てノートリミングです。
まずは何方か存じませんが、動かずに留まっていた蝶。
何枚か撮った内、頭部と触角にピントが合ったのはこれ一枚だけです。
F1.7 の開放、手持ちでねらい所にピントを合わせるのは非常に難しい。
DL2 のファインダーは白内障みたいで使い物にならないので、ファインダー内の
合焦点表示を使ってピントを合わせました。
ツユクサのシベにピントを合わせたつもりなんですが、何度やっても花弁しか拾ってくれません。
あまり小さな部分は認識しないようです。
これはRICOH GX200 のマクロで撮ったもの、シベにピッタシとピントが合っているし、
背景もそれなりにボケている。
この程度の大きさになれば合焦点表示が機能しますが、F1.7 50mm(35mm換算で75mm)
のピントは非常に浅いです。
手持ちで息を止めて、ピント位置を維持していたら顔面から汗が噴き出してきた。
このヤブハギもGX200 のマクロで撮ったもの。
何も考えず汗もかかず、ただシャターボタンを押せばこの様に撮れる。
葉の陰に咲いていたクズの花を撮ってみました。
この程度の大きさになれば、手持ちでも余裕で撮れます。
ゲンノショーコ、smcレンズのボケはあまり綺麗じゃないですね。
クサギの花、被写体距離1.0m程度になれば、F1.7でもピントがだいぶ深くなります。
それにしても昔の安物のデジカメはダイナミックレンジが狭いな。
少し陰の部分は真っ黒になってしまう。
最後の一枚はススキの穂、そういやぁ昨日は立秋だった。