人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

帯岩

2012年03月24日 | 写真

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下地島にある明和の大津波(1771年)によって打ち上げられた巨岩(帯岩)を海側から見る。

高さ12.5mでノッチの形状から上下逆さまになっているらしい。

ノッチより下の部分(現状では上の帽子の部分)は海面下の岩盤であったが、津波の力によって引き抜かれてしまったのだろう。

帯岩のある所は標高10m、下地島で最も高い所は岬の一部を除けば標高17mである。

明和の大津波は下地島全体を飲み込んだと言われるから、津波の高さは20mはあったのだろう。


マブユの刺身

2012年03月24日 | 旅行記

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今日は北風強風で今にも降り出しそうな曇り空、気温は23°であるが湿度がなんと44%、先島諸島では考えられない低い湿度だ。そのためか、寝転がっていると寒いのである。

さて、2kmしか離れていない近所のスーパーで買ってきたマブユの刺身であるが、店員さんに「マブユって何の魚ですか」と聞いたら「・・・・???・・・・」てな顔をしていた。

聞いてから我ながらしまったと思った、マブユはマブユなのである。北海道でホッケって何の魚ですか、と聞くのと同じことである。

新鮮この上なくコリコリとした食感、淡白な白身魚でたいへん美味しいのであるが、刺身に調理してあると言うよりは、ただ単にブツ切り状態で一切れが二口分はありそうな大きさなのです。

このあたりのテーゲーさは、やはり沖縄なのである。


デイゴの花が咲き~

2012年03月23日 | 写真

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下地島滞在後半になって、やっと南の島らしい天候になってきました。

ジリジリと焼け付くような日の光、青い空に真っ赤なデイゴの花、海風にそよぐサトウキビ畑、裸足で草むしりするお百姓さん(本当に裸足なんです、裸足で車運転したりバイクに乗っています)

雪と氷の北海道を抜け出してきた甲斐が有るというものですが、今度は反対に年寄りは熱中症と脱水症状で死んでしまいそうです。


ヤシの葉影に星を見る

2012年03月23日 | 写真

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「ヤシの葉影に十字星」ではなく、おうし座のアルデバランとヒアデス星団、右下の明るい星は木星。

黒潮流れる洋上の小島は大気中の水蒸気が多く、水平線から10°~15°の範囲が常に曇っています。午前0時頃南中した南十字星はこの範囲にあり、見ることはほぼ絶望的です。


今日は夏日です

2012年03月22日 | 旅行記

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今日は珍しく朝から青空、日中の気温も27度まで上昇し夏日です。

この晴天が夜までもてば今夜は星空が見えるのだが、どうかな?

下地島の西海岸には、名もない小さな入り江が何か所か有り、小道を辿って行くことが出来ます。

これは其の内の一つ、浅いので家族ずれなんかがポチャポチャ水遊びするのに最適、でも誰も居なかった。


さしばの里での生活

2012年03月21日 | 旅行記

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六畳一間の和室に台所、バス・トイレ、いわゆる1LDKですね。水道光熱費込みで一ヶ月72,450円です。

炊事用具、IHヒター・レンジ・電気炊飯器・鍋釜その他食器類一式のレンタル料が一ヶ月6,000円です。

ホテルと同じ内容の清掃が四日に一遍やってきます。その他に自転車が一ヶ月1,500円でレンタルできます。

8万円プラス食費で一ヶ月生活できるのです。

来年から冬場は此処で生活しようかとも思うのですが、実は冬の南西諸島は天気が悪いのです。

寒いか暖かいかを別にすれば、北海道の方が冬場は天気が良いのです。悩んでしまいます。


ベニバナボロギク

2012年03月21日 | 写真

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札幌での冬季運動不足解消と血圧を下げ、肝臓と下っ腹の脂肪を落とし、美味い酒を飲むため毎日徒歩か自転車で10km程動き回っています。

此処では半分自炊、めんどくさい時は隣のレストランへ食べに行きますが、なにしろ最も近いスーパーまで2km以上あるのです。

品揃えも少ないうえに、単身者用少量パックなんてものはありません。こちら島は、みな大家族なのです。したがって食料品パックはみなでか盛で、手が出ません。

必然的に粗食小食、体には大変良いはずで、ベルトの穴が二つ程ちじまったのですが、血圧計も体重計も無いので、効果の程は解りません。

話の内容とは関係無いが、散歩の途中で撮ったキク科ベニバナボロギクの花です。