人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

ミズガンピ

2013年01月07日 | 自然観察

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波照間島の西の端の海岸に、竹富町指定の天然記念物「浜シタン群落」がある。

樹齢数百年と推定されるミズガンピの大木の群落です。

浜シタンは通称で、三線の棹に使用されるほど硬い材質であり、

漢字では「浜紫檀」と書くのかな?

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ミズガンピは一般的に海岸の岩場の上に群落を作って生育する

ミソハギ科の矮小低木です。

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わざわざこんな所に生えなくてもいいだろうに、と思えるほど

過酷な環境に生育しています。

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直径1.0cmほどのミズガンピの花です。


ペムチ浜

2013年01月06日 | 旅行記

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波照間島の南側の海岸は、太平洋の荒波が打ち付ける断崖絶壁の連続

ですが、一箇所だけ砂浜があります。

ペムチ浜と呼ばれる小ぢんまりとした砂浜で、これは西側の高台から撮ったものです。

海底がリーフの岩磯で、常に南向きの逆光であるため海の色はニシ浜ほど

美しくありません。

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これは東側から撮った写真、波打ち際や砂浜にある岩はビーチロックです。

海の色はニシ浜より美しくありませんが、海浜植物などの自然環境は此方のほうが、

ずっと豊かです。

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これは一般的観光客が利用する海岸への道。

モンパの木が有ったりして、それなりに南国風景、沖の白波はリーフの外縁です。

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これは、ちょいともの好きが入り込む海岸林の中の海への道。

亜熱帯の特徴的植生が見られ、暇人はこんな雰囲気が好みです。


今日のニシ浜

2013年01月05日 | 旅行記

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今日は午後から青空が広がってきたのでニシ浜へ行ってみた。

やっと日本最南端の島らしい空模様に成ってきたが、いつまで続くやら。

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1月5日に海で泳ごうとする人が居た、絶対に寒いはず。

今日は安栄観光の高速船は三便とも通常運行、フェリーはてるまも来ていた。

そろそろ共同売店の生鮮食料が切れかかっていたが、これで少しは補充

できただろう、夕方食料の買い出しに行きましょう。


サトウキビ畑に黒雲が流れる

2013年01月04日 | 旅行記

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波照間島滞在も今日で8日目、今日の日中の空模様、サトウキビ畑の上を

黒雲が流れる。週間天気予報を見ても、向こう一週間は曇りか雨です。

一ヶ月間この島で粘って、何としても満天の星空と南十字星を見て帰らねば

と思い出かけて来たのだが。本当は、寒い北海道に居たくないのが本音だ。

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以前八重山諸島で素晴らしい星空を見たことがある。

これは、2008年の年末年始を西表島で過ごした時の写真です。

文句なしの満天の星空、しかも今ではコンデジに毛が生えてもいないような

630万画素のデジタル一眼レフで撮った写真です。

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12月28日の島へ渡った当日の夜、薄雲を通して撮った星空です。

撮影機材は、PENTAX K-5 Ⅱにアストロトレーサーをつけて、

F 2.8  16mm  レンズで 5分間追尾で撮ったものです。

この日以降、星空の顔を見ていません。


今日は一日大荒れの天気

2013年01月03日 | 旅行記

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今日は終日強風と雨、イメージとしてはこんな感じ。

時々外へ出て空を見上げるのですが、とても出歩く状態ではありません。

他の宿にも観光客は大勢居るのに、やはり皆さん部屋にこもってゴロ寝かな。

本日追加のブログ投稿して暇つぶしです。

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昨日夕方の西の空、このあたりから空模様があやしくなってきた。

天気図見ると、大陸からの高気圧の張り出しの中に有るのだが。

この高気圧は寒気団なんだろうな。八重山諸島の冬の天気はこんなもんだ。

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天気が良ければ今頃の時期でも、Tシャツ一枚でこんな道を何処までも

歩いて行くのだが。

何処までもと言っても、この島は端から端まで5.0kmしかありませんが。

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波照間島は人口530人ほどの島ですが、夜になると集落の中は

わずかな街灯の光と家々の窓の灯が見えるだけ、一歩集落の外へ出れば

辺は真の暗闇です。それだけに満天の星空は素晴らしい(はず)。

この島には、ハブが居ないしイノシシなどの大型動物も居ないので、

夜中出歩いてもヘッチャラです。

哺乳類でこの島に居るのは、人間・黒毛和牛・ヤギ・犬・猫・イタチそして

八重山大コオモリだけです。今回まだコオモリを見ていないな。


一月二日の波照間島

2013年01月03日 | 旅行記

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波照間島の西の端にある南浜(ペー浜)、真冬の一月でも日が射せば

何時もの美しい色を見せてくれる。

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一月上旬はやはり花の数は少ない、ハマダイコンの花とハマユウの緑の葉。

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海岸の岩場に咲く可憐なイソマツの花です。

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港から集落へ向かう道(祖平花道)の途中にある、首里王府支配時代の

貢納品収納小屋が拝所となっている「イナサイ」と呼ばれる建物。

日が暮れた西の空のわずかな残照をたよりにGX200で撮ってみた。


波照間島の元旦

2013年01月02日 | 旅行記

予報よりも天候が良い方向にずれており、気温も20℃まで回復してきた。

これは昨日一月一日の写真です。

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日本最南端の初日の出の証拠写真。

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日中は青空も見え、海沿いのこんな道を気持ちよく散策できました。

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相変わらずサトウキビの穂しかありません。

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なにはともあれ、ネコに新年の挨拶をする。