goo blog サービス終了のお知らせ 

人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

道東地方の風景写真

2014年08月02日 | 写真

Photo

日が傾き始めた春国岱、砂州の右側が根室湾、左側が風連湖です。

Photo_2

琵琶瀬展望台から眺めた霧多布湿原です。

Photo_3

厚岸町のピリカウタ展望台から見た小島の集落と沖の大黒島。

北海道の有人島は日本海側の5島だけだったと思うのだが、

これはコンブ漁の時だけの作業小屋なんだろうな。

Photo_4

霧多布のアゼチの岬、夕日がきれいな所らしい、奥の平らな島は嶮暮帰島。

Photo_5

浜中町の国道44号線、アップダウンが激しいわけではありません。

望遠レンズによる圧縮効果です。

Photo_6

農道も何処まで行っても真っ直ぐです。

Photo_7

酪農地帯、気温が低いため牧草しか育たないのです。


春国岱

2014年08月01日 | 写真

Photo

春国岱は風連湖と外海を隔てる砂州の上に発達したアカエゾマツの森です。

地名の由来はアイヌ語の「スンク・ニッ・タイ(エゾマツの木のある丘)」に

無理矢理漢字を当てはめたもので、北海道の地名には良くある話です。

砂州の切れ目の対岸がトドワラで有名な野付半島です。

Photo_2

砂州の縁では立ち枯れた木が多く、トドワラとしてはこちらの方が見応えが有ります。

Photo_3

立ち枯れた木に付いた薄緑色のものは地衣類のサルオガセです。

8年前に来たときは、アカエゾマツの森全体がサルオガセに覆われ、地面は

緑の苔の絨毯、まるでシベリアかアラスカの森に居るみたいでした。

(行ったことないけど)

Photo_4

ところがです、8年前に見たサルオガセの付いた大木は全て風倒木となってしまい、

かっての森の面影はありませんでした。

Photo_5

森の奥へ行けば昔の雰囲気が残っているのかも知れませんが、散策路は

手前で閉鎖されていました。

Photo_6

倒木更新で次世代の若い木が育っているのですが・・・・・。

Photo_7

春国岱もいずれは野付半島のトドワラ同様、立ち枯れ消滅してしまう運命に

あるのかも知れませんが、これも自然の摂理です。

Photo_8

余計なことは考えず、今をひたすら生きているエゾシカ君です。