相性 | |
クリエーター情報なし | |
小学館 |
【一口紹介】
◆内容紹介◆
結婚30年、俳優40年、人生60年。
来年1月で60歳になる俳優・三浦友和さんが初めて自らの半生を振り返る。
少年時代のこと、高校時代の盟友RCサクセション忌野清志郎さんとの交流、
芸能界デビュー、山口百恵さんとの結婚、二人の息子の成長と家族の絆、
そして俳優業。
すべてにおいて「真面目」を愚直に貫いてきた三浦流「人生哲学」とは何か。
熟年離婚をテーマにした主演映画『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』が
12月3日から全国公開されるのに合わせて企画された自伝的「人生論」。
「私は、素晴らしく相性の合う女性と出会い結婚できたといえる。
出逢いから30数年幸せに暮らせているのだから、たぶん勘違いではなさそうだ。
私たち夫婦は喧嘩をしたことがない。共に喧嘩で引きずる空気感が嫌いなのと、
喧嘩をして初めて深くわかり合えるなどという説を、はなから信用していないからだと思う。
夫婦喧嘩は犬も喰わないのだ。」(本書まえがきより)
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
結婚30年、俳優40年、人生60年。
映画公開に合わせてすべてを語った初めての自伝的「人生論」。
◆出版社からのコメント◆
民間機関の調査による「理想の夫婦」」5年連続トップの三浦夫妻。
離婚大国ニッポンにおいて理想的な結婚生活を送る秘訣は何なのか?
けっして大上段に振りかざすことなく、結婚も仕事も人生も、
「相性」というキーワードをベースに「継続すること」の大切さを
さりげなく教えてくれる三浦流「人生論」です。
【読んだ理由】
当然山口百恵さんのファン。
【印象に残った一行】
振り返った時に、プラスとマイナスを換算して、たった一つでもプラスだったら、「倖せだ!」と胸を張っていいと思っているんです。マイナスのない、プラスだけの人生なんて、あり得ません。
「プラスかマイナスか、どっちとぃったらプラスだよね」
そうやって夫婦や家族で確認できれば、それでいい。だって、これが幸福だ、という確固定たるものはないんですから。お互いに「倖せだと思える」ことが重要なんです。
では、何を「倖せ」だと思うか。
私はこれが「相性」だと思うんです。相性とは、倖せの感じ方のことかもしれません。
妻とは、ありがたいことに、この倖せの感覚が一緒でした。お互いに、同じことを倖せだと喜んでいられた。
さて、これから。
私がまだ20代の頃、大先輩の俳優さんに言われた言葉が耳に残っています。
「人生、振り返って、反省することはあるけれど、後悔はない」
この歳になってちょっとわかるようになりましたよ。
もしあの時、こういしていたら、こうなっていれば、こうだったら自分はこんなんじゃなかっやはず、などと思ってしまう人生は、さびしい限りですよね。
【コメント】
百恵さんのことが期待していたほど余り出てこないので少し残念。