![]() | 日常語訳ダンマパダ ブッダの〈真理の言葉〉 |
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トランスビュー |
【一口紹介】
◆内容紹介◆
ブッダは難しい仏教語ではなく、誰にでもわかるふだんの言葉で説いた。
そのまんま、初めてやさしい日本語で読める。
絶望にとらわれず、欲に振り回されず、気持ち安らかに、こころ豊かに、より良く生きるための珠玉の実践法。
◆著者について◆
今枝 由郎
1947年生まれ。1974年にフランス国立科学研究センター(CNRS)研究員となり、91年より同研究ディレクター、現在に至る。
専門はチベット歴史文献学。
著書に『ブータンに魅せられて』(岩波新書)、『ブータン仏教から見た日本仏教』(NHKブックス)、訳書に『ダライラマ 幸福と平和への助言』、『仏教と西洋の出会い』(フレデリック・ルノワール著、共訳)『人類の宗教の歴史』(フレデリック・ルノワール著)(いずれもトランスビュー)などがある。
【読んだ理由】
題名に惹かれて。
【印象に残った一行】
「あの人はわたしを罵った。あの人はわたしを傷つけた。あの人はわたしを負かした。あの人はわたしから奪った。」そういう思いを抱く人には怨みは消えることがない。
「あの人はわたしを罵った。あの人はわたしを傷つけた。あの人はわたしを負かした。あの人はわたしから奪った。」そういう思いを抱かない人には怨みは完全に消える。
じつにこの世においては、怨みが、怨みによって消えることは、ついにない。怨みは、怨みを捨てることによってこそ消える、これは普遍的真理である。
愚かに、心乱れて 百年生きるよりは 賢く、心静かに 一日生きるほうがいい。
【コメント】
お経でない仏教の教え、優しい日本語で読めます。