おかげさまで生きる | |
クリエーター情報なし | |
幻冬舎 |
【一口紹介】
◆内容紹介◆
死を心配する必要はない。見えないことに意味がある。
救急医療の第一線で命と向き合い、たどりついた、「人はなぜ生きるのか」の答えがここに。
子供の頃から人は死んだらどうなるのだろうかと考えていた著者が、自らの母親の死を通して感じたのは、「死を心配する必要はない」ということだった。
目には見えないけれども、「おかげさま」という言葉の力は自分の周囲に満ちている。
死を心配せずに毎日を楽しく生きることが今回の人生を与えられた私たちの使命であり、何よりも今を楽しむことこそが、最も重要なキーワードなのだ。
【読んだ理由】
書名に惹かれて。
【印象に残った一行】
私が若い人に伝えたいのは、誰かの言葉に左右されないで欲しいということ。誰かの言葉に振り回されないで欲しいということです。言葉が心から生み出されるという仕組みが、もう振り回されないでしょう。
迷った時、あるいは悩んだ時は、どんなに周囲と相談しても、最後は自分の胸の内と静かに対話して下さい。そこから聞こえる声があなた自身です。
また若い人には「別品の心」を持っていただきたいと願います。
(中略)
私たち日本人は、歴史的な拝啓、文化・伝統的な素地、高い霊性、ぶれない道徳心といった別品の心を代々、受け継いで来ました。別品の心を持つ言うことは、人と自然を愛し、易きに流れず、自利・利他の清新をいつまでも発揮するよいうことです。
もう一つ、何ごとも思い込まないでください。
思い込みは、事の本質を知らないくせに予断を持つということです。
本当に楽しそうなんですよ。早稲田を出て、あっちこっちあっちこっちの会社の勤めて、あるときは自分で会社を経営したりしたこともある。その男がです。今、タクシーの運転手なんです。天職見つけた、っていうんです。
あたし、人はね、この天職にぶつかり、めぐり合うことこそ幸せなんじゃないか、って思うんですね。
【コメント】
著者の本をはじめて読んだが他の著書も読んでみよう。