![]() | もひとつ ま・く・ら (講談社文庫) |
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講談社 |
【一口紹介】
◆内容紹介◆
「いやぁオカシイ、笑いどおしです」――小沢昭一
お待たせしました!小三治まくら。
出演料代わりにマタギから手に入れた熊の胆(い)に始まり、芸者屋の娘・笑子との切ない、数奇な縁(えにし)、句会、パソコンはバカだ!!まで、いよいよ面白く、辛口で温かい長短21編。
再度、ご機嫌伺います。
少しお高い枕ですが読み心地抜群。人生の滋味あふれるスーパーエッセイ、お楽しみの程を。
◆著者について◆
本名・郡山剛蔵(たけぞう)。落語家。1939年東京・新宿生まれ。
中学時代『落語全集』(小社刊)で落語に出合う。’55年都立青山高校入学、出来たての落語研究会に入部。
ラジオ東京「しろうと寄席」で15週連続勝ち抜き一躍スターに。
学芸大学を目指すが浪人。両親の猛反対を押し切って、’59年5代目柳家小さんに入門。小たけの名で前座。’63年二つ目に昇進、さん治と改める。
’69年17人抜きで真打ち昇進。10代目小三治を襲名。以来古典落語の本格派エースとして活躍。’76年「小言念仏」で放送演芸大賞。4’81年芸術選奨文部大臣新人賞受賞。その間「お好み演芸会」「笑いが一番」「小三治のFM高座」などテレビ・ラジオにレギュラー出演。
また趣味人で知られ、オーディオ、クラシック音楽、オートバイ、スキー、カメラ、ゴルフ、俳句、旅などいずれも玄人はだし。
生きることも落語も趣味という。
現在落語協会理事、10人の弟子を抱え、独演会中心に面白い落語を目指し奮闘中。CDに「落語名人会」「柳家小三治トークショー」他。
著書に『小三治楽語対談』『落語家仲間泣き笑い行状記』等。
【読んだ理由】
著者のファン。
【印象に残った一行】
じゃ、幸せって一体なんだっていうとね、ちょっと幸せ、ちょっとうれしいこと、それを幸せっていうんじゃないかなって、このごろ思うんです。
普通は、一日に少しの幸せ、うれしいこと、幸せのかけらを数珠つなぎにして、それで大きな幸せになるんだろうと、このごろ思うんですね。
本当に楽しそうなんですよ。早稲田を出て、あっちこっちあっちこっちの会社の勤めて、あるときは自分で会社を経営したりしたこともある。その男がです。今、タクシーの運転手なんです。天職見つけた、っていうんです。
あたし、人はね、この天職にぶつかり、めぐり合うことこそ幸せなんじゃないか、って思うんですね。
【コメント】
早速、続編「もひとつま・く・ら」を手配しました。