◆内容(「BOOK」データベースより)◆
ご利益、由来、見分け方からエピソードまで、これだけは知っておきたい知識を、実際の拝観を考えてやさしく解説。
便利な「写真でわかる・仏像の時代別様式」も収録。
◆著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)◆
宮澤/やすみ
コラムニスト。各メディアにコラムやイラスト、写真を寄稿し、飲食や日本文化の話題を展開。
コラムニスト。各メディアにコラムやイラスト、写真を寄稿し、飲食や日本文化の話題を展開。
1996年仏像Webサイトの草分けである「日仏会」を開設。
最高顧問として活動し、2003年から名誉顧問として後進をサポート。
2005年には読売・日本テレビ文化センター仏像講座講師を担当。
このほか、書家として作品制作や筆文字デザインを手がけ、ニューヨークや東京の美術展に参加。
また、趣味では小唄を習い舞台に立つなど多方面で活躍している
【読んだ理由】
著者出演のラジオ番組を聞いて。
【最も印象に残った一行】
帝釈天は古代インドの神インドラが仏教に取り入れたものです。(中略)
そこで生まれた説話が、女好きの話です。インドラは人妻と不倫をしたことから呪いをかけられ、体じゅうに千個の女性器をつけられてしまったそうです。帝釈天は千の眼があるといわれますが、じつはこれは千の女性器が眼に転化したものと考えられます。
【コメント】
帝釈天の逸話は「男はつらいよ」寅さんに相応しいですね。
またもれなく衆生を救い上げるようにという意味で仏像には、手足縵網相と言って、水かきがあるという話も、意外で面白い。