【 内容】
【2021年本屋大賞・受賞作】
52ヘルツのクジラとは―他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。たくさんの仲間がいるはずなのに何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だと言われている。自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる―。
注目の女性作家・町田そのこの初長編作品!
52ヘルツのクジラとは―他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。たくさんの仲間がいるはずなのに何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だと言われている。自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる―。
注目の女性作家・町田そのこの初長編作品!
【 著者】
町田そのこ
1980年生まれ。福岡県在住。 「カルメーンの青い魚」で、第十五回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。2017年に同作を含む『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』でデビュ。他に『ぎょらん』(新潮社)、『うつくしが丘の不幸の家』(東京創元社)がある。
【読んだ理由】
2021年本屋大賞・受賞作
【最も印象に残った一行】
「ひとから言われた言葉なんだけどね。ひとには魂の番がいるんだって。愛を注ぎ注がれるような、たったひとりの魂の番のようなひと。あんたにも絶対いるんだ。あんたがその魂の番に出会うまで、わたしが守ってあげる」
【コメント】
私が借りた倉敷市立図書館にほこの本の所蔵数は19冊、そして予約数405、大人気である。405番目の人は何時読めるのだろうか?気になってコメントができない。ついでにアマゾンの2,744個の評価 、これまた凄い。