【 内容】
おれはなんで、こんなに空っぽなんじゃ―野球部を引退し受験勉強に邁進するはずだった高校3年の渓哉。だが自分の将来を思い描けず、焦燥感に苛まれている。ある日、道に迷っていた美しい女性・里香を案内することになるが…あさのあつこが故郷・美作を舞台に描く“直球”青春小説。
【 著者】
林/真理子
1954(昭和29)年、山梨県に生まれる。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年のエッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろ う」がベストセラーとなる。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞を受賞。95年「白蓮れんれん」で第8回柴田錬三郎賞、98年「み んなの秘密」で第32回吉川英治文学賞を受賞
【読んだ理由】
著者と題名にひかれて
【コメント】
久しぶりの林真理子作品。どなたかコメントされていたが、この本は8050でなくて5020だ。つまり50代の歯科医の父親と20代の引きこもり歴7年の息子の物語。