1:鯛に山椒 【広重「魚づくし」 全20点】
「葛廼根 巌足穂 処女子か手玉もゆらにくり出す鯛の目よりもいとはひきけり 静垣濤安」
「芝うらに洗ふ赤めは名古の海のゆふ日のいろもあさむきぬへし 年垣真春」
広重の観察眼の鋭さを如実に示すのがこの「魚づくし」。
最初は摺物、つまり狂歌・俳句・暦などに絵を添えて摺ったものとして、出版されたのがこのシリーズ。
斬新な構図とユーモアを基調とした奇抜な発想により、魚が食品でもなければ生臭くもない自然の生き物となって眼を楽しませる。
構図は『魚貝譜』鍬形恵斎画を参考に広重自身の写生と創意を加味して成ったと考えられる。
図中に閑春楼主人・雲垣冨士見・年垣真春・三輪垣耳喜・千代垣素直等その他の人々の狂歌賛を添える。
英語名
UKIYOE(pictures of the floating world)
HIROSHIGE,from the series FISH
"Sea Bream & Japanese Pepper"
※歌川 広重
歌川 広重(うたがわ ひろしげ、寛政9年(1797年) - 安政5年9月6日(1858年10月12日)は、浮世絵師。本名安藤鉄蔵。
江戸の定火消しの安藤家に生まれ家督を継ぎ、その後に浮世絵師となった。
かつては安藤広重(あんどう ひろしげ)とも呼ばれたが、安藤は本姓、広重は号であり、両者を組み合わせて呼ぶのは不適切で、広重自身もそう名乗ったことはない。
また、ゴッホやモネなどの画家に影響を与え、世界的に著名な画家である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「葛廼根 巌足穂 処女子か手玉もゆらにくり出す鯛の目よりもいとはひきけり 静垣濤安」
「芝うらに洗ふ赤めは名古の海のゆふ日のいろもあさむきぬへし 年垣真春」
広重の観察眼の鋭さを如実に示すのがこの「魚づくし」。
最初は摺物、つまり狂歌・俳句・暦などに絵を添えて摺ったものとして、出版されたのがこのシリーズ。
斬新な構図とユーモアを基調とした奇抜な発想により、魚が食品でもなければ生臭くもない自然の生き物となって眼を楽しませる。
構図は『魚貝譜』鍬形恵斎画を参考に広重自身の写生と創意を加味して成ったと考えられる。
図中に閑春楼主人・雲垣冨士見・年垣真春・三輪垣耳喜・千代垣素直等その他の人々の狂歌賛を添える。
英語名
UKIYOE(pictures of the floating world)
HIROSHIGE,from the series FISH
"Sea Bream & Japanese Pepper"
※歌川 広重
歌川 広重(うたがわ ひろしげ、寛政9年(1797年) - 安政5年9月6日(1858年10月12日)は、浮世絵師。本名安藤鉄蔵。
江戸の定火消しの安藤家に生まれ家督を継ぎ、その後に浮世絵師となった。
かつては安藤広重(あんどう ひろしげ)とも呼ばれたが、安藤は本姓、広重は号であり、両者を組み合わせて呼ぶのは不適切で、広重自身もそう名乗ったことはない。
また、ゴッホやモネなどの画家に影響を与え、世界的に著名な画家である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鮮明な描写ですね。。。
お魚がアートであることを知りました。
大変お勉強になりました。
あの^^、
こちらは、似たようなものが待っておりまして、
ほんとうです。。。
これ程までに、目がぱっちりとしておりませんが、
広重ではないのでして、いいわけばかり・・ですが。。
きょうも、ありがとうございます。。。
風景画だけでなく、こうしたところにもその画才が
生きているという感じですね。
さて、ここしばらく紹介していただいていたうちの
二冊を購入。佐渡と長岡の往復時に読んでいます。
転職の方はまだ半分程ですけどね。
とても勉強になっていますよ。
狂歌が添えてあるのですが、下の方は何となくわかるのですが、下の方がイマイチわかりません。
今日もありがとうございました。
もう佐渡に戻られたのでしょうか?
大変お疲れのところコメントを頂き恐縮です。
本もお役に立たば嬉しいです。
お休みなさい!