阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

イタリア一人旅行を楽しんだ友人からのメール 第九報  「 日本に着きました」

2019年06月21日 | ゲストルーム
20日間のイタリア自由気まま一人旅行をして帰国したばかりの友人H.Tnkさんからの第九イタリア最終報です。

⇒阿智胡地亭さん 昨日午後、予定通り帰国しました。

小さな失敗は少しありましたが大過なく安心しております。

振り返って最初に浮かぶのは「とにかく暑かった!!」です。

本来本格的暑さは7月、8月なのに今年は異常で繰り上がり6月にすでに始まった由。

乾燥しているため午前中の前半や日没後は快適ですが、日中は空気が乾いている分、

肌を刺す暑さで、日陰を選んで歩き、それがないときは砂漠を歩く感覚でした。

それと、貴メールにあった「ツーリストはもう来るな」という現地の住民の気持ちが残念ながら実感として

理解できました。地方都市はまだしもフィレンツェとローマは特にひどかったです。

極めつけはーーーローマでバチカン博物館を訪問時、通路は団体を中心に人があふれ

自由に目的地を探すこともままならず流れに身を任せているうちに出口まで押し流されてしまいました(大袈裟でなく)。

かろうじてシスティーナ礼拝堂にはたどりつきましたが館内は埋め尽くされゆっくり

鑑賞する余裕はありません。他に少なくとも「ラファエロの間」とミケランジェロの彫刻

「ラオコーン」は是非見たかったのですが出口付近で係官から逆行はダメと制され涙を

呑む羽目に。とても芸術を鑑賞する環境とは言い難く特に地元の人は不満であろうと思います。

愚痴と不満が先立ってしまいましたが押しなべて言えばよい旅だったと思っております。

前置きが長くなりましたが例の写真(バーリの蛸のおじさん)2枚を添付します。


万遍なく平面で打ち付ける必要があり熟練の技なのでしょう、フォームも決まっています。

それでは25日お散歩会でお会いできるのを楽しみにしております。

◎ H.Tnkさん、まずはご無事の帰国重畳至極であります。忙しい旅程の中ホテルで寝る前に写真付きメールを8通も発信して頂き感謝に堪えません。
多くの方々と共にライブに近い感覚でイタリア各地の様子を楽しむことが出来ました。グラッツィエ タンテ。

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「いのちへの礼儀」という本を読んだ  ともに同じ惑星に住む間柄でペットでもあり食べ物でもある動物 礼儀とは?

2019年06月21日 | 乱読は楽しい

題名を見て何のことを書いた本かと思い好奇心にかられ借りてみた。読みだしたらなかなか重い内容の本だった。最後まで読むのにぼちぼち間をおいて結局ひと月
では読み終わることが出来ずもう一度借り出しの手続きをした。

人間と動物の関係を時間的にも場所的にも大きな視野で多面的に見ていてこんな本を初めて読んだ。

最初に作家の坂東眞砂子が日経に書いた「子猫ごろし」のエッセイの炎上事件から始まっているのでつい読み進んでいくが中身は単純な話ではなかった。

動物と人間の関係に今も今後もすっきりした関係はないだろう。人類は動物を自らの生存のための道具として使い、かつずっと食料としてきているからだ。
しかしその中に「いのちへの尊厳」を持つかどうかは大いに二つの間の関係に影響しそうだ。著者が題名に「いのちへの礼儀」を選んだ理由はわかったような気がする。
  ペットロスの項は内田百閒の例などを引いていてこんな見方があるのかと新しい知見を得た。

  内容(「BOOK」データベースより)
人間にとって動物とは何者なのか。なぜ私たちは意図的に動物を殺すのか。それを問うことは、人類の来し方を振り返り、肉食への態度を語るのに等しい。
ホモ・サピエンスの誕生以来二〇万年続いた「狩猟」。一万年前からの「家畜」。そして二〇世紀後半の「畜産革命」によって、まさしく「いのち」が産業化され、
生権力の対象となった。大阪・釜ヶ崎という極限状況で人間の生と死を洞察してきた著者が、動物たちの生と死に真っすぐに向き合い、人間と動物との共闘の道をしめす書き下ろし評論

生田 武志(著/文) 発行:筑摩書房 四六判 472ページ

【目次】

震災と動物たち(1)
前篇(「家族ペット」の時代
「生体商品」としてのペット
動物虐待―暴力の連鎖
屠畜と肉食の歴史
畜産革命―工業畜産と動物工場 ほか)
間奏
後篇(反「国家・資本・家族」の動物
動物と人間の共闘
動物の精神分析
日本現代文学と猫
戦争と動物たち ほか)
「野生生物の天国」チェルノブイリ

参考書評

コメント (1)
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亀戸で食べる中国朝鮮族の人がやっている店の韓国冷麺   旨くてもう他の店では食べられない 家への土産は亀戸餃子4人前

2019年06月21日 | 食べる飲む
用件があって亀戸へ行った。終わったら時分どきだったので昼食に時々寄る商店街の中の点心の店に付随している食堂に行くことにした。
 この店でいままで日本人の客に会ったことはない。今回も我々の後に子供連れの7人家族が来店したが中国語で賑やかに喋っていた。
中国北部の点心もあるが、料理は朝鮮系のものが多い。この店は間違いなく吉林省や黒竜江省、遼寧省などに住む中国朝鮮族の人がやっている店だ。
韓国冷麺750円。本場の調味料を使っていて味わいが深い 。二人ともスープまで飲んだ。







亀戸駅への途中の路地にある亀戸餃子の店に寄って4人前持って帰った餃子は3人の子供たちがあらかた平らげた。旨いものは言わなくてもすぐにわかる(笑)。



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