阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

旧中川の水鳥を見て パン工場付属の販売店「サンワ ローランのパン蔵」に寄った。      いつもの旧中川の定点観測ポイントに行きました その2

2023年01月07日 | 東京あちこち

サンワローランの「Panzoh」

 

 

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「灘目の水車」が再現されていました。          14年前の今日 2009年1月7日の本ブログに掲載

2023年01月07日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ

文禄三年の文字がある石仏の上の方に歩き出すと大きな水車がありました。「灘目の水車」だそうです。江戸時代住吉川には最盛時88基もの水車があったそうです。
「JR住吉駅から、有馬道を北上すると山田会館裏に「山田太郎・次郎水車」が2基ある、この水車は水車産業が盛んだったころを再現し造られました。
 六甲山地の南側を流れる住吉川は急流であるため古くから流域に水車業が発展し、明和7年(1770)油絞り株によって製油が幕府から認められると、

それまでの人力絞りを圧倒して水車産業は有力な産油地になりました。 

 『摂津名所図絵』には「名産灯油、葦屋、野寄、住吉、五毛、熊内の五村、山水を樋にして水碓を以てそれを製す」とあります。

少し前の登山地図には住吉川流域に四輌場・五輌場・八輌場などの地名が残っていました。」全文はこちら



このまま上って行くと白鶴美術館がありますが、そろそろ疲れたという相方の声で道を左に取って歩いていくと、

この間も通りかかった旧武田邸、現在は武田薬品が所有者である「武田資料館」clickの前に出ました。

この近くにある「乾邸」clickはいまや貴重な戦前の洋風建築物ですが、相続税で神戸市に物納されたあと、取り壊されることになりました。

しかし民間有志の保存運動のおかげで何とか維持保存の方向にあるようです。

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「清沢 冽」 日本にはこんなジャーナリストがいた。 

2023年01月07日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ
2010年09月05日(日)「阿智胡地亭の非日乗」掲載

清沢冽は中外商業新報(現日本経済新聞)や東京朝日新聞の記者をしたジャーナリスト。

 清沢は1941年2月、内閣情報局によって「意見の発表を禁止すべき人物」にリストアップされ、発言の機会を封じられる。

1945年5月21日、戦後を見ることなく、肺炎のため55歳で急逝する。死の4ヶ月前の日記には戦後日本への遺言のような言葉がある。
 
【言論の自由が行われれば日本はよくなるのではないか。来るべき秩序においては、言論の自由だけは確保しなくてはならぬ】

彼はリベラルな姿勢を貫いたため、戦時中はほとんど発表を封じられた。戦時の軍国日本を痛烈に批判した日記が死後「暗黒日記」として刊行された。

○「世界の歴史において一国の政治が、かくのごとく低級無知なる人間の一団の手に落ちた例ありや」(1945年5月20日 暗黒日記)

「元来が、批判なしに信ずる習癖をつけてこられた日本人」 (1945年4月17日 同)

○「ジャーナリズムだけには両方の立場を公平に報道するというリベラリズムが必要である」
 「日本の新聞の欠乏しておるものは、リベラリズムの立場がないこと」
 「リベラリズムのない国の新聞と言うものは、とかくに一つのサイドのニュースしか伝え得ない」  (1934年 講演)

○「注入主義の教育は、何が善であり、何が悪であるかということを内容を検討せずに教え込む」

 「詰め込み教育の危険なのは、物を批判的に見ず、ある既成概念を固守する結果、社会的に討議して、漸進的進歩をとるということが困難だ」  (1935年 論文「現代日本論」)

「清沢さんにとって、人間に一番大切なことは自由と幸福を追求すること。それを阻む戦争には徹底して反対だった」・・清沢冽顕彰会 事務局長 永沼孝致さん

「父は勉強についてはなにも言わなかったが、人を肩書きで見てはいけないと言っていた。父にとっての教育とは学問だけはなかったように思う」
「お前にただ一つの希望がある。それはお前が相手の立場に寛大であろうことだ。そして一つの学理なり、思想なりを入れる場合に、決して頭から断定してしまわない心構えを持つことだ」・・「1933年 我が子に与ふ」

♪「シリーズ戦争と言論人ー足跡を訪ねて ③ 清沢 冽」
8月10日付日経新聞朝刊の記事を一部引用かつ要約。

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01月06日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年01月07日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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