阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

ひさしぶりのラーメンの店「Chidori」の台湾まぜそばがおいしかった。

2023年05月03日 | 食べる飲む

荒川の河川敷でポピーの花畑を見た後 JRの駅に近い商店街に出て台湾まぜそばの「Chidori」に入った。

私は4年ほど前に入店したことがあるが、その後はコロナ禍のため店は不定期開店になってしまい 開いているのかどうかよくわかからず、入ったことがなかった。

 相方は初めての店だった。カウンターだけの店は13時前ながらほとんど満席で次々若い男女の客が来た。

固定客がついているようだ。

二人とも「台湾まぜそば」をオーダーした。

具材は台湾ミンチ、生の刻んだニラネギ魚粉卵黄、おろしニンニクなどであり、それらをよくかき混ぜて食べる。Wikipediaから)

店のガイダンスペーパーに従ってまぜにまぜた。そしてこれまた指示通り ちょっと食べてからタバスコ。そしてラー油と酢も加えた。

 なかなか他にない味わいでうまかった。追いめしも試したがこれもよかった。

Wikipediaから部分引用

台湾まぜそば(たいわんまぜそば)とは、愛知県名古屋市を発祥とするラーメンの一種である。名古屋めしの一種とされる[1]

台湾ミンチ(鷹の爪ニンニクを効かせた醤油味のひき肉そぼろ)を極太麺に乗せた、汁無し麺の一種である。

具材は台湾ミンチ、生の刻んだニラネギ魚粉卵黄、おろしニンニクなどであり、それらをよくかき混ぜて食べる。

また、「追い飯(おいめし)」と呼ばれる、麺を食べきった後に丼に残る台湾ミンチやタレに白めしを投入するサービスもある。

発祥の店では、茹で上がった麺をざるの中で棒でこすり傷つけて麺に糊を出し、味わいをまろやかに、タレとも絡みやすくしている[1][2]

  店を出たあと 近くの公園で一休みした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太平洋は地球の表面積の三分の一です。 10年前の今日 2013年5月3日の本ブログに掲載

2023年05月03日 | びっくり画像・映像

日本列島の向こう側には本当に海しかない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

05月02日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年05月03日 | SNS・既存メディアからの引用記事

いずれも画像をクリックすると本文全文に飛びます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東日本大震災が起こった後「阿智胡地亭の非日乗」が掲載したエントリーから   [ 2011年03月29日(火)のブログ]

2023年05月03日 | 東日本大震災ブログ
オールジャパン。  同じ船に乗っている。

本の持つ最高の英知を結集して強力なオールジャパン復興政府を樹立すべき~大震災で

一部引用・・ 

日本人大衆の被統治能力が賞賛される中でしかし、もたつく対応に日本政府・東京電力に対しその統治能力のレベルの低さに、

痛烈な批判が日を追って海外で広まっています。

 情報収集が後手に回り、情報開示も遅れ、記者会見で不手際を見せ、作業手順も右往左往している、

いっこうに統治能力を発揮できない日本政府と東京電力に対しては、海外メディアは痛烈に批判しています。

 世界が賞賛する被統治能力・ガバナビリティ【governability】を示す日本。

 世界が酷評する統治能力・リーダーシップ【leadership】を示す日本。

 日本の持つ二面性が顕在化したということです。

全文はこちら

☆この文章を読んで、

世界が賞賛する被統治能力・ガバナビリティ【governability】を示す日本。

と言うところに、自分としては複雑な思いを感じる。 突然、家と日常生活を放り出して、原子力発電所の場所から同心円で


20キロ離れたところに行けという、こんな目に会わされても、お上の言うこと、やることに黙って従順に従っていくしかない我々。

 現在その対象区域の人たちが東電本社にお願い(or抗議)に行き、離れた土地での安定した衣食住の継続的な確保を求めたとも聞いていない。

今は中国を含めて、諸外国から被災地の国民の行動が称賛されている。しかしそのうちに「日本人の一般人は、自分らでお互いに牽制しあってるのか、

お上にはな~んもよう言わん羊の群れのようだ」となる。

ある長所は短所であり、短所は長所でもあるが、この大人しさを見ると、ふと昭和10年代の日本人と今の日本人の身のふるまいは殆ど変わっていないような気もする。

このままいけば、昨日の中国電力の社長記者会見の社長発言のように、また新しい原子力発電所が日本各地に間違いなく出来るだろう。

日経webから引用。

中国電力社長、原発推進を表明「これまで以上に説明」

中国電力の山下隆社長は28日の記者会見で「エネルギーの安定供給や地球温暖化防止の観点から原発の開発は必要だ」と述べ、今後も原子力発電所の建設を進める考えを示した。

山口県上関町に建設を計画している上関原発については「国レベルで徹底した安全対策の議論がなされたあと、住民に理解してもらうようこれまで以上に説明に努める」と話した。

 同社は来年3月に島根原発(松江市)3号機の営業運転開始を予定。上関原発は2018年3月に1号機の営業運転を始める計画だが、福島第1原発(福島県)の事故を受け、敷地造成工事を中断している。

☆山下社長さんも家族を持っておられるだろうし、この記事を自社のコメント抜きで掲載する日経のデスクも家に帰れば、生活者の一人でもあると思うが、

一般の日本人としての運命共同体の一員の意識はないらしい。

この国で暮らす限り、全員が同じ船に乗っていると思っていたのだが、この期に及んでも放射能事故の可能性がある発電所をまだ作ると宣言するのは、

中国電力の社長さんや日経さんやその家族は、我々とは違う別の安全な豪華客船に乗っているのかも知れない。かれらのことをエスタブリシュメント(国家的旦那衆)と言うのだろうか。

それにしても、山下という中国電力の社長の名前と、この記者会見は間違いなく後世まで世界の記録に残るだろう。

 
 
放射能を浴びたくない

知らなかったが3月27日に原発建設反対・銀座デモがあった。

大新聞やテレビの報道ではこのデモがあったことに気が付かなかった。

今回の被災地で行方不明者を探すのに大きな役割を果たしたツイッター。

これからは官報のような記事しかない既存大手メディアとは無関係のSNS情報ルートで日本人が動きそうだ。


 
 
2011年03月29日(火)
フランス 水の除去支援へ専門家派遣
3月29日 21時52分 NHKサイト

深刻な事態が続く福島第一原子力発電所で、高い濃度の放射性物質を含む水を除去する作業を支援するため、フランスは、新たに2人の専門家を派遣したことを明らかにしました。

これは、東京電力の要請を受けて行われたもので、新たに派遣された2人の専門家は、高い濃度の放射性物質を含む水の処理に詳しく、どのように除去するのが最も効率的なのか、東京電力側と対策を検討することにしています。今回の事故を巡って、原発保有国第2位のフランスは、これまでに放射線を測定する専門の車両や発電機、それに防護服などを日本に送りましたが、原発に詳しい専門家の派遣は今回が初めてです。フランスのベソン産業担当相は「経験を積んだフランスの原発専門家が果たせる役割は大きい」として、要請があればさらに専門家を送る用意があるとしています。
 
神戸市消防局からも53名の隊員が原発冷却活動に

(2011/03/29 11:48)神戸新聞サイト

神戸市消防局 福島原発冷却活動に出発 

 東京電力福島第1原発の冷却放水活動を行うため、総務省消防庁から派遣要請を受けた神戸市消防局の緊急消防援助隊員53人が29日、現地に向けて出発した。

 市消防局は今月22日の派遣要請を受け、放射線や化学兵器への対応に詳しい特殊災害隊員を中心に援助隊を編成。現地に大容量ポンプ車や特殊災害対策車など9台を持ち込み、

31日と来月1日の2日間、同原発3号機への放水活動に当たる。

 午前10時から神戸・三宮の東遊園地で行われた出発式で、矢田立郎市長は「安全に配慮しながら、沈着冷静、そして士気高く任務に当たってほしい」と隊員らを激励。

指揮隊長の浜田宗徳消防司令長(46)は「阪神・淡路大震災で全国から受けた支援へのお返しとして、神戸消防の持てる力すべてを傾注し、対応に当たる」と決意を述べた。

 援助隊はこの後、約200人の市職員らに見送られ、消防車両で福島へ向かった。

(岡西篤志)

 
プルトニウム検出の意味」と言う解説記事が出ました。

○2011/03/29 10:29  共同通信サイト

プルトニウム検出の意味は 

東京電力福島第1原発の敷地内の土壌から、毒性の極めて強いプルトニウムが検出された。どんな意味があるのだろう。
 Q プルトニウムの特徴は。
 A 人体への影響が極めて大きい アルファ線を出し、呼吸などで体内に入ると骨や肺に沈着して、強い発がん性を帯びるため非常に厄介だ。

同位体のうち、代表的なプルトニウム239の半減期は約2万4千年と非常に長く、体内に入ると放射線を出し続け、排出されにくい。核分裂を起こし膨大なエネルギーを出すため、核兵器の材料にもなる。
 Q アルファ線とは。
 A 透過力が弱く、空気中では3センチも進めず、水も通り抜けられない。 しかし、人体に入ったときの影響力はヨウ素などから出るガンマ線の約20倍とも言われている。
 Q 健康への影響は。
 A 今回検出されたうち、事故の影響と考えられるプルトニウム238の濃度は、2地点のうちの高い方で土壌1キロ当たり0・54ベクレル。

東電は「通常の土壌中の濃度と同じ。人体に問題になるものではない」と説明している。経済産業省原子力安全・保安院や専門家も、ただちに健康に影響はないとの見解だ。
 Q どこまで放出されているのか。
 A プルトニウムは重い元素であり、遠くには飛びにくいと考えられている。

ただ、今回は原子炉建屋の外でも高濃度の放射性物質が検出されており、専門家は「動向をチェックすることが必要だ」と指摘。東電は今後も土壌を定期的に採取して調べるとしている。
 Q 今回の事故でこれまでに検出されたヨウ素やセシウムとはどう違うのか。
 A 気体となって放出されるヨウ素やセシウムと違い、プルトニウムは沸点が約3232度と非常に高く、気体状になる前に溶け出したと考えられる。

これは、損傷した燃料そのものが水に混ざって外に 出ている可能性があることを意味し、より深刻な状況になったといえる。
 Q どこから出てきたのか。
 A 3号機ではプルトニウムにウランを混ぜた混合酸化物(MOX)を燃料にするプルサーマルを実施しているので、ここから出た可能性がある。ただ、プルトニウムは原子炉内でウラン燃料が中性子を吸収すると生成されるため、ほかの号機の燃料にも含まれている。現時点では出所の特定は難しい。
 Q 今後の対策は。
 A これ以上放出が続かないようにしなければならない。燃料が損傷するのを抑えるため、原子炉や使用済み燃料プールの冷却をこれまで以上に強化し、封じ込めることが求められる。

(2011年03月29日 共同通信社)

○2011年3月29日 11時38分 東京新聞サイト

水の排出、解決めど立たず 福島第1原発事故

 東日本大震災による福島第1原発事故で東京電力は29日、原子炉や使用済み燃料プールの冷却機能回復に向け、1号機のタービン建屋地下にたまった高濃度の放射性物質を含む水を復水器に移す排出作業を進めた。

 同様のたまり水がある2、3号機では、満水の復水器を空けるために別のタンクに水を移すことを検討。タービン建屋には冷却機能を回復させるのに必要な電気系統の設備が集中しており、こうした水の排出が急務だが、解決のめどは立っていない。

 経済産業省原子力安全・保安院は29日の記者会見で、1~3号機の建屋外の立て坑で見つかった高い放射線量の水が、海にあふれた状況は確認されていないが、

継続的に調査するよう東電に指示したことを明らかにした。水は除去する方針だが具体策は未定。水位が高い1号機では流出防止のため土のうを積むなどして対応。2、3号機は水位が安定しており、対策を検討している。

 また1号機では、原子炉を冷やす水の注入に使っている消防ポンプを、29日中にも仮設の電源ポンプに切り替える。東電によると、原子炉の温度が上昇しているため、28日夜から水の注入量を増やしている。

 29日は、3号機の使用済み燃料プールに生コン圧送機で真水の放水を計画。4号機では中央制御室の照明復旧を目指す。(共同)

○15:59追加掲載

2011年3月29日 夕刊 東京新聞サイト

プルトニウム「微粒子、水と流出か」

 福島第一原発の敷地内で原発から放出されたと考えられるプルトニウムが見つかったことは、燃料の損傷が進んでいることを示している。

 土壌のサンプルから見つかったのはプルトニウム238、239、240の三種類。検出量はごくわずかで過去の大気圏内核実験で飛んできたプルトニウムと同程度だった。

 ところが、成分を調べると、核実験ではあまり生まれない238の割合が高かった。このため東京電力は今回の事故で飛散したプルトニウムではないかとみている。

 京都大原子炉実験所の山本俊弘准教授は「ガスになりやすく水に溶けるヨウ素とは違い、プルトニウムは重くて外に出にくい。

それが、離れた場所で見つかるということは、核燃料がかなり壊れていると考えた方がいい」と指摘する。

 ウランなどを焼き固めた燃料棒内のペレットは、炉の運転で燃焼している間に割れることがよくあるという。山本准教授は「その燃料が壊れて粉末の微粒子が出た可能性がある。

重いので水に紛れ込んで流れ出たのかもしれない」と推測する。

 一方、小林圭二・元京都大原子炉実験所講師は「微粒子になったプルトニウムが、水素爆発や格納容器内の水蒸気を抜くベントなどで飛び散ったのではないか」とみる。

 今後について小林氏は「まず、どこまで汚染が広がっているのかを押さえないといけない。調査点を増やして面的な広がりを調べる必要がある」と話す。

◆五重の壁破れ憂うべき事態

経済産業省原子力安全・保安院は二十九日未明の会見で「五重の壁が破れてしまっていることを示す。非常に憂うべき事態だと思う」と話した。

 
福島原発事故今日の報道  プルトニウムが海へ出ないように祈る。

2011年3月29日 06時58分

「日当40万円出すから」 原発作業員 確保に躍起

 危機的な状況が続く福島第一原発。その復旧作業は放射能、時間との闘いで、作業員の確保が急務となっている。

東京電力の要請を受けた協力会社は、各地にいる作業員たちを呼び寄せようと躍起になっている。中には法外な高給を提示された作業員もいる。

 「日当四十万円出すから来ないか」。福島県いわき市からさいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)に避難している作業員藤田竜太さん(27)の携帯電話に、

旧知の原発のメンテナンス業者から誘いが入った。

 現場は福島第一原発。高給である以上、それだけ高い危険が待ち構えていることはすぐに分かった。電線の敷設作業をしている友人からは「おれ、もう被ばくしているかも」と聞かされた。

 長男はまだ三つと幼く、妻(26)には新しい命が宿った。ためらいなく断った。藤田さんは、「五十代以上の人は高給につられて原発に戻っているらしい。

でも、おれはまだ若いし、放射能は怖い。もう原発の仕事はしたくない」と語った。

 一方、協力会社の男性社員(41)は、勤務先から「人が足りないから戻ってくれないか」と第一原発での作業を要請され、四月以降に福島に戻る。

 男性は計測器を使ってそこが作業できる場所かどうかを調べるのが主な仕事。原発の現状からすると、まさにそこが最前線ともいえる。

「特別な報酬があるわけではないが、危険な作業が待っているだろう。断ったら、恐らく会社にはいられない」と半ば強制だと受け止めている。

 同県田村市の男性(58)によると、第一原発で働く知人の父に、「五十歳以上の人で原子炉近くに入ってもらえる人を探している。手当は普通より多く払うからお願いできないか」という電話がかかってきたという。

 東京電力は現場の労務環境について、「放射線量が高いので、一人当たりの作業時間に限りがあるため、人員の交代が頻繁に行われている」と説明。

また、「協力会社にお願いしながら人員を確保している。作業費は協定に基づいて協力会社に支給しているが、個々の金額についてはコメントできない」としている。 (社会部・堀祐太郎)

(東京新聞)

2011年3月29日 01時46分 東京新聞webサイト

福島原発、敷地内にプルトニウム 核燃料から放出の可能性

東日本大震災による福島第1原発事故で東京電力は28日、原発敷地内の土壌5カ所からプルトニウムを検出したと発表した。

今回の事故で核燃料から放出された可能性があるとしている。濃度は過去に行われた核実験の際に、日本で検出されたのと同レベル。

「通常の環境土壌中の濃度レベルで、人体に問題になるものではない」としている。今後、敷地内と周辺の環境モニタリングを強化する。

 一方、1~3号機の建屋地下から海側に延びるトンネルと、地上につながる立て坑に水がたまり、2号機外の立て坑では毎時千ミリシーベルト以上の高い放射線量が検出されたことが分かった。

 この線量では、15分で今回の作業員の被ばく線量の上限である250ミリシーベルトを超える。30分いるとリンパ球が減少、4時間程度で半数の人が30日以内に死亡するとされる。

 2号機は原子炉損傷の可能性が指摘され、タービン建屋地下には高濃度の放射性物質を含む水がたまっている。東電はこの水がトンネルなどに流れ込み、海にも流出した恐れもあるとしている。

 原子力安全委員会の班目春樹委員長は2号機について「大量に水が漏れているとは考えていないが、原子炉圧力容器が破損した可能性と、

その周囲から漏れている可能性のどちらもあり得る」と述べた。

 東電によると、水が確認されたのは27日午後3時半~4時ごろ。公表まで丸1日以上かかり、安全委員会が連絡を受けたのも28日夕と、通報や情報公開が遅れた。

 トンネルや立て坑は、被ばくの恐れがある区域を隔離した「放射線管理区域」の外側にある。トンネル内には冷却用の海水を引き込む配管などが通っている。

 立て坑は1~3号機で深さ約16~22メートル。いずれも上端近くまで水がたまり、放射線量は1号機では毎時0・4ミリシーベルト。3号機は、がれきがあり測定できなかった。立て坑から水があふれたかは不明で、海までは約55~70メートル離れている。

 水の線量が最も高かった2号機外の立て坑内は、空気中も同100~300ミリシーベルトの高い線量だった。

 2号機タービン建屋地下のたまり水との関連について、東電は「同じものであることは否定できない。できるだけ早く(水の)処置をしたい」としている。一方、経済産業省原子力安全・保安院は、引き続き注水による炉心冷却を優先する考えを示した。

 圧力容器の破損については東電が28日未明、可能性に初めて言及。保安院は否定的な見方だが「あらゆる可能性を念頭に置く」としている。

 各号機の冷却機能回復に向けた作業は28日も続いた。東電はタービン建屋地下にたまった水を排出するため、

高濃度の放射性物質を含む水をポンプで復水器に回収する作業を1号機で続けたが、2、3号機は復水器が満水の状態。復水器内の水を別のタンクに移すことを予定している。(共同)

2011年3月29日 05時45分

原子炉圧力容器、破損の可能性 「大変憂慮」原子力安全委
 
原子力安全委員会は28日、記者会見し、福島第1原発2号機のタービン建屋地下にたまった水について、原子炉圧力容器が破損し、水が漏れ出た可能性があるとの見解を示した。

タービン建屋外でもたまり水が見つかり、班目春樹委員長は「大変な驚きであり憂慮している。事態がいつ収束するか予測できない」と懸念を表明した。

 2号機原子炉で一時、燃料が露出し「空だき」の状態になったとして、班目委員長は「燃料の被覆管がかなり溶け、ペレット(円柱に焼き固めたウラン燃料)も一部溶融した可能性がある」と指摘した。

 班目委員長は圧力容器や冷却材を収めた「原子炉格納容器」について、1号機は問題なく、2号機は破損、3号機は「状態が分からない」とした。

2011/03/29 08:52 【共同通信】

スリーマイル事故の14万倍 福島事故の放射性物質 

東京電力福島第1原発の事故で放出された放射性物質の量は、1979年に発生した米国のスリーマイルアイランド(TMI)原発事故で

放出された量の14万~19万倍に上るとの試算を米国の市民団体、エネルギー環境調査研究所(IEER)のグループが29日までにまとめた。

 IEERのアージャン・マキジャニ所長は「事故の深刻度の国際評価尺度で、TMI事故と同じレベル5だとする日本の公式見解は、

幻想としか思えず、多くの誤解を招くものだ」と批判。評価尺度はより深刻なレベル6に当たると指摘した。

 IEERによると、事故でこれまでに環境中に放出されたヨウ素131の量は240万キユリー(1キユリーは370億ベクレル)と推定され、

これだけでTMI事故の放出量の14万倍。これに加えて、放射性のセシウム134とセシウム137が計50万キユリー程度放出されたとみられ、合わせると放出量は19万倍に達する。

 IEERによると、放射性のヨウ素もセシウムの量も旧ソ連のチェルノブイリ原発事故で放出された量の10%程度。

だが、チェルノブイリ事故の放出源は原子炉1基だけだったのに対し、福島の事故の場合、三つの原子炉と四つの使用済み燃料プールが放出源になったとみられ、

半減期が約30年と長く、体内に取り込まれやすいセシウム137の量も多いため、環境への影響が長く続くことが懸念される。

 マキジャニ所長は「日本政府は、事故の実態を市民によりよく理解させるため評価をレベル6に引き上げ、これまで放出された放射性物質の量や、

今後予想される放出量などを詳細に公表すべきだ」としている。こんなコメントが非公開指定で入っていました。

「昨日までと今日からは福島原発事故は局面が変わったと思います。

昨日来の福島原発の状況からすると、事故を起こした原子炉は全くの制御不能状態であることがはっきりしました。

おそらく世界の専門家を総動員して策を練っても、いまや現実には現場の放射能が高すぎて対策案を作業することが不能であり、

工事自体が出来る局面を過ぎてしまったのではないでしょうか。

決死隊(特攻隊)を募って工事を試みるかもしれませんが、動員に必要な人員が確保できるかどうか。
 
あるいはロボット工事車両があればいいのですが、あればとっくに出しているでしょうね。

それともアメリカ軍に放射能対応特殊部隊がいるのかどうか?

いて欲しいですが。

 今日から、この原子力発電事故は日本の手から離れて世界的難事として認識されるのではないでしょうか。

はっきり言って日本の原子力関係技術者ではお手上げだと思った方がいい。

彼らは絶対安全だと言い切ってきたから、最悪の場合の対策案を考えることを当然放棄してきました。

だから事故後も全て後追いの説明しかなく、斑目原子力安全院長も対策案を示したことはありませんし、これからもないでしょう。

 プルトニウムは外部被ばくは大したことはありません。しかし空中や水中に流れ出し、もし体内に入ると生涯「内部被ばく」を受けるそうです。

海であれば、魚類など海産物の体内に蓄積されるので魚を食べると「内部被ばく」を受けるおそれがある。

今回のトレンチの水が大量に海に流れ出さないことを祈るしかありません。海に国境はなく海流は地球を何年もかけて還流しています。」

☆ 私には何とも返信のしょうがありません。

いずれにせよ一切いまいる場所を動くつもりはないので、ジタバタせずに、日本人の持つ叡智を信じ、この列島の神々に祈るばかりです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする