エンジン不動の156TSセレ セレも駄目
本来なら禁断のECU交換ですが、タイトルを他店サジ投げ・・に変更しましたw。
どこで聞きつけられたのか、一見様から依頼でした。
地元ディーラーにての診断はECU不良で、部品が無いから修理不可との診断でした。
おまけにセレコンピューター迄も崩御していて、更に走行不能の二重苦での入庫です。
かのような状況では修理するより買い換えた方が遥かに現実的かつお財布に優しいです。
修理依頼は売上げになりますが、お奨めはしませんでした。
しかし、クライエント様はこの個体に拘りがあるようで、コストは承知で依頼されました。
エンジン不動はECU不良と言う診断が下っておりました。
中古フルセットの図 赤丸内はCODEチップ
実は当初間違ってCODE2用(黒のキーレス)を発注してしまい、ポンプは動くようになりましたが、点火せずの
失態でした(汗)。
今回は取り直しのCODE1用(赤のキーレス)中古フルセットですが、CODEチップはキーレスを分解して入れ
替えればNPです。
キーシリンダーの交換や、キーを再作成しなくて良い分がラクチンかつお財布に優しいのです。
これで、エンジンは難なく始動できました!。
しかし、セレミッションは案の定言うことを聞きません。
エンジンが無い?
こちらはクライエント様にMT化をお奨めして了承を得ました。
MT化にコンバート中の図
エンジン不動のECU交換は、比較的リーズナブルに作業できました。
原因が判明していたので、作業工賃が最小限で済んだのが、最大の理由です。
むしろMT化のほうが、コストは掛かることになります。
他店サジ投げ一台目の141パンダ(セレクタ)
こちらは、原因不明ゆえに時間が掛かりました。
前作業者の作業と同じことを検証したので時間を食ったのですが、最初からECUを交換するわけには行きません。
難儀なECU交換 汚れのひどいシートに注目?
クーラー付きではユニットの奥にECUがあり、ダッシュ周りをかなり分解しないと交換できません。
ECUと関係ないシートの汚れが気になるDrでありました 。
もう少し綺麗にしてあげたいという親心かもしれません。
記録的な汚れ
たぶん新車時(1989年式)より一度もクリーニングしてないのでしょう。(殆ど誰もしませんw)
随分と綺麗に
こちらはもちろんサービス作業です 。
このパンダは先日無事にオーナー様に納車出来ました。
ECU交換は原因が確定していれば、特段スキルが必要な修理ではありません。
むしろ、お財布に優しい中古品フルセットを探すほうが手間なのです。
も~当分ECU交換もしたくない作業だと日記に書きかけましたが・・。
ガビ~ン 他店サジ投げ三台目チ~ン(汗)
タイミング良いと言うか悪いと言うか、完治したパンダ納車と入れ替えに突発入庫しました。
こちらも一見様の依頼で、どこかで聞きつけられたのでしょうか?。
某ディーラーにてECU不良を特定されるも、なぜか修理不能の烙印を押されたそうです。
差ほど古い年式でもなく少々不思議に思います。
今のところ、他店サジ投げとECU交換は同義語と化しております。
ECUだと原因が判明していれば交換すればよいと思うのですが、そのリスクの為か修理不能という烙印を押され
オーナー様を悩ませてるようです。
ECU交換は高価ゆえに直すほうもリスクを伴いますから、クライエント様との運命共同体?のスタンスで作業を
お願いしたいと思います(笑)。