10日の午後、長野市の自宅近くで行われた町内会の「どんど焼き」に行きました。もちろん、自宅の門松も持っていき燃やしたのですが、餅を焼くために長い棒を用意してきた人や近所の子供達も集まり、しばしの間は、お正月らしい光景でした。風が強いこともあって、火は勢いよく燃えていました。長野県内では「どんど焼き」が一般的ですが、松本・安曇野界隈では、「三九朗(さんくろう)」と呼んでいます。炎(トーチ)からヴォーカルものです。
ETHEL ENNIS (エセル・エニス)
HAVE YOU FORGOTTEN? (Capitol 1958年頃録音)
エセル・エニスは、自分のホームページに載せたお気に入りの歌手ですが、この作品は、その時点ではLPを入手していなかったので掲載しませんでした。前から探していましたが、ようやく去年の12月に札幌に行った際入手できました。2枚のLPを一枚にした輸入盤CDが出たことはあります。
かつて、彼女のアルバム「My Kind Of Waltztime」をブログに掲載したところ、コメントをいくつかいただき、意外に愛好者がいたので喜びました。「Have You Forgotten?」を購入したお店ディスク・エバンス(Disk Evans)の御主人も、これもいいけど同じキャピトルの「Change of Scenery」が素晴らしいと強調されていました。
曲目は、「Have You Forgotten?」、「There's No Fool Like An Old Fool」、「Serenade in Blue」、「A Little Bit Square But Nice」、「It Was So Beautiful」、「Three On A Match」、「How About Me」、「For All We Know」、「All I Am Is You」、「Then I'll Be Tired Of You」、「The Things I Love」、「My Apple Pie Guy」。知っているのは4~5曲ですが、エニスの歌のせいか、他のものも慣れ親しんだ曲のように感じます。
編曲は、シド・フェラーで、3種類の編成を使い分けています。エニスの自然で穏やかな歌唱に癒されます。アドリブや極端なフェイクはありませんが、それでいてスイングもよくしているし、情感が籠っているかのようです。特に、「It was So Beautiful」、「How About Me」、「Then I'll Be Tired Of You」は印象的。この作品の入手により、ようやくエニスの主要なアルバムが揃いましたが、ずっと聴き続けていきたいものばかりです。
ホームページのヴォーカルのエセル・エニスにこのLPを追加しました。時間があればご覧ください。モダンジャズやヴォーカルを聴こう エセル・エニス
【どんど焼き】
この地区では由緒正しく、道祖神の前でどんど焼きをやっています。