飯田市に単身赴任していた縁で、長野県下伊那郡阿智村清内路(清内路村は2009年に阿智村と合併)の伝統野菜のあかね大根を使った、焼酎「熟女あかね」を予約、購入しました。もともと、あかね大根を使った焼酎は、「あかねちゃん」として2005年に誕生したのですが、今回は、それを5年間シェリー酒の樽で貯蔵し「熟女あかね」として、この7月に発売されたものです。限定発売で話題にもなり、たちまち売り切れたようです。まだ僕は飲んでいませんが、味はまろやか、さわやかだそうです。透明感がありさわやかな歌声。
SARA GAZAREK (サラ・ガザレク)
YOURS (Native Language 2005年録音)
サラ・ガザレク(vo)は、先月、昨年に続き来日して、東京丸の内のコットン・クラブに出演しました。これは彼女の初リーダー作です。ガザレクは、1982年、シアトル生まれで、南カルフォルニア大学で、歌手のティアニー・サットンやべーシストのジョン・クレイトンらの指導を受け、2003年にはコンコード・ジャズ・フェスのツァーに参加し、その2年後、ジョン・クレイトンのプロデュースでこのアルバムが作られました。
メンバーは、サラ・ガザレク(vo)、ジョシュ・ネルソン(p)、エリック・ケルテス(b)、マット・スローカム(ds)。録音のため周到な編曲とリハーサルが行われたようで、意気もよくあっています。ガザレクが影響を受けた歌手は、エラ・フィッツジェラルド、ナンシー・ウィルソン、アーネスティン・アンダーソンらだそうですが、ポップス寄りの選曲、歌唱も行われています。
曲は、スタンダード、メンバーのオリジナル、ポップスです。スタンダードが、「My Shining Hour」、「Ev'ey Time We Say Goodbye」(いつもさよならを)、「Cheek To Cheek」、「All Or Nothing At All」、「Too Young To Go Steady」、「You Are My Sunshine」、「Never Will I Mary」。ビートルズの「Blackbird」~スタンダードの「Bye Bye Blackbird」、ジョニ・ミッチェルの「The Circle Game」(いちご白書)、マイケル・ジャクソンの歌でヒットした「Ben」、そして、メンバーのジョシュ・ネルソンが書いた「Yours」と「Amazing」、ガザレクとケルテスが書いた「You Got By」の全13曲。
ガザレクは、ナチュラルな声で、さわやかに歌っています。リズムにも自在に乗っていて、気持ちよく聴けます。最初の「My Shining Hour」の導入部で、ドラムスだけをバックに歌う彼女の歌唱にまず惹きつけられ、スタンダードの「Cheek To Cheek」や「All Or Nothing At All」も抑え気味の歌唱が新鮮です。「Too Young To Go Steady」などバラードも、声の質を生かして、きれい。ブルージーさが濃いものも聴いてみたいと思いましたが、なかなかよかった。
【あかね大根焼酎 熟女あかね】
長野県下伊那郡阿智村清内路ホームページ:熟女あかね発売記念 焼酎学校開催