安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

爺ヶ岳登山(1)(標高 2,670m 長野県大町市・富山県立山町)【登山口~種池山荘】

2017-10-12 20:01:05 | 登山・ハイキング

週末に爺ヶ岳(じいがたけ)へ登りませんかとSさんからメールが入り、Sさん、Aさんと一緒に10月8日(日)に大町市扇沢から行ってきました。天候に恵まれ、北アルプスの主稜線上から望む剣岳や立山、鹿島槍ヶ岳などの素晴らしい山岳景観に感激しました。

長時間歩きましたが、登山道がよく整備され、Sさんのペースも高年者向きに遅くしてもらったので、脚の痛みもなく快調でした。登山口からの歩行時間は、往路4時間26分、復路3時間14分で計7時間40分程でした。登山後のくろよんロイヤルホテル(天然温泉)、豚のさんぽ(黒部ダムカレー)にも大満足でした。

【行 程】

(登山口まで) 長野市 3:00・・・市営第2駐車場(無料) 4:30 (自家用車)

(登山往路) 登山口 5:37・・・八つ見ベンチ 6:22ー6:31(休憩)・・・ケルン 6:49・・・水平道 8:06ー8:15(休憩)・・・種池山荘 9:12ー9:30(休憩)・・・爺ヶ岳南峰 10:21ー11:15(昼食休憩)・・・爺ヶ岳中峰 11:31ー11:44(休憩)

(登山復路) 爺ヶ岳中峰 11:45・・・種池山荘 12:37ー12:42(休憩)・・・水平道 13:28ー13:32(休憩)・・・ケルン 14:24ー14:33(休憩)・・・登山口 15:18・・・駐車場着 15:26

(帰路・温泉・夕食) 駐車場 15:35・・・くろよんロイヤルホテル 15:50ー16:50(温泉入浴)・・・豚のさんぽ 17:15ー17:50(夕食)・・・自宅 19:00

【登山口~ケルン】

大町アルペンライン(長野県道45号扇沢大町線)から登山道入口へすぐです。

右奥のポストに登山届を出して出発。朝の5時37分なので、明るさが十分ではありません。

最初は沢にそって平坦な道を行きます。

開設された方の名前が付いた「柏原新道」を上っていきます。しばらくは、やや急な道が続きます。

段差がきつくならないように整備されているので、歩きやすいです。

朝の大町市街が見えました。

登山道沿いにりんどうが咲いていました。みかけたのは、この地点だけです。

八つ見ベンチに到着。実際にベンチがあり休憩できます。6時22分着で、登山口から45分かかりました。「八つ見」の意味は、ここから八ヶ岳が望めるからのようです。

樹林帯の中の上りが続きます。続々と登山者が登ってきました。

ケルンの前後は、足元に注意するよう看板が出ていました。

道は平たんですが、左側は切れ込んでいます。

 鳴沢岳(標高 2,641m)の上方に月が見えました。西側に展望が開けています。

岩小屋沢岳(2,630m)を左手に見ながら歩きます。

ケルンに到着。6時49分で、ここまで1時間10分程(休憩除くと1時間)かかりました。

【ケルン~種池山荘】

ケルンから傾斜は比較的ゆるやかです。樹木の紅葉を見ながら歩きます。

木の階段もあり、歩きやすくなっています。

駅見岬。ここから扇沢の駅がよく見えます。

扇沢駅。駐車場も満杯です。

駅見岬から扇沢の全体。左には蓮華岳、真ん中に針ノ木岳があります。駅の位置がよくわかりました。

歩きやすい道が続きます。

このあたりから種池山荘が見えてきます。

一枚岩。柏原新道の中間点くらいです。

石が登山道に目立ち始めます。

石畳と名づけられています。

大きな岩を敷いたような道で、滑らないように注意しました。前日の雨で濡れている岩もありました。

黄色を中心とした紅葉。

水平道に到着。8時6分で、登山口から2時間30分くらいです。しばし休憩をとりました。

針ノ木岳、右にスバリ岳。綺麗に見えていたので撮影。

しばらく歩くと水平岬。

包優岬。

爺ヶ岳の西斜面の紅葉。白色の樹も鮮やかです。

斜面の拡大。カラマツの紅葉でしょうか。すごい景色です。

右に登山者が見えますが、回りこむように登山道がつけられています。

石ベンチ。ちょうど石がベンチのような感じで置かれています。

岩小屋沢岳方面の景観。

この地点からの針ノ木岳方面。

紅葉の中を続々と登山者が続きます。

アザミ沢。周囲にはアザミが多くありました。

黄金岬に到着。

色とりどりの樹木が目を楽しませてくれます。

少し上りになります。

ガラ場。

ガラ場は、落石と滑落に注意して進みました。

左は深く切れ込んでいます。

富士見坂に到着。しばし撮影タイムです。

富士山が見えました。拡大していますが、僕のカメラではこの画像が精一杯です。

富士見坂からは上りが続きます。

鉄砲坂と名付けられている上り坂。

抜けると低い樹木ばかりになり、山荘が目前です。

振り返ると富士山。左に八ヶ岳、右に南アルプスが見えました。

山荘手前。

種池山荘に到着。9時12分なので、約3時間30分かかりました。後方は、蓮華岳、針ノ木岳など雄大な景色が拡がります。

(2)へ続きます。(2)では、種池山荘から、爺ヶ岳南峰、中峰の往復と山岳景色を記します。立山、剣岳がよく見えました。