国道19号線沿いにある長野市信州新町の道の駅にある「そば信」という蕎麦屋にたまによります。その北側に「トム・ソーヤ」という喫茶店、食堂があり気になっていたのですが、先日初めて寄ってみました。ログハウスの素朴で頑丈そうな建物は、元気の良い少年が活躍する「トム・ソーヤの冒険」の物語を連想させました。元気のよい演奏を。
DIZZY GILLESPIE (ディジー・ガレスピー)
AN ELECTRIFYING EVENING (VERVE 1961年録音)
ディジー・ガレスピー(tp)のアルバム中、僕が好きでたまに聴くのは、ディジー・ガレスピー楽団(ビッグバンド)のものと、レオ・ライト(as,fl)入りのコンボのものです。ガレスピーはジャズの歴史的な重要人物とされていて、かえってあまり聴かれていないかもしれませんが、このアルバムは一聴の価値があります。
メンバーは、ディジー・ガレスピー(tp、vo)、レオ・ライト(as,fl)、ラロ・シフリン(p)、ボブ・カニンガム(b)、チャック・ランプキン(ds)、キャンディド(conga)。ニューヨーク近代美術館におけるライブ録音です。ラロ・シフリンは、その後映画やテレビの音楽を書いて有名になりますが、デビュー当時の演奏が聴けます。
曲は、ガレスピーの自作が3曲で、「Kush」、「Salt Peanuts」と「A Night in Tunisia」(チュニジアの夜)、デューク・エリントン作「The Mooche」の4曲。ガレスピーの自作とはいいながら、「Salt Peanuts」と「A Night in Tunisia」はジャズスタンダードといってよく、「The Mooche」と合わせて、有名曲が演奏されています。
ディジー・ガレスピー(tp)の変幻自在なプレイに興奮しまくりの傑作アルバム。圧巻なのは「A Night in Tunisia」におけるガレスピーの高音のヒットからのソロで、何度聴いてもかっこよく、スリルも感じて素晴らしい。もちろん、6拍子でお祭り系の「Kush」も賑やかで楽しく、急速調の「Salt Peanuts」におけるガレスピーのソロもエキサイティングです。それぞれの曲でのレオ・ライト(as)のうねるようなサックスも聴きものですし、ラロ・シフリン(p)も「The Mooche」でブロックコードを用いたノリノリの演奏を行うなど、サイドメンも頑張っています。
【トム・ソーヤ】
住所:長野県長野市信州新町水内4619
電話:026-262-3071
ホームページ:トムソーヤ(Yahoo ロコのページです)
長野市信州新町の道の駅です。飲食店、農産物販売施設などがあります。写っていませんが左手前にトム・ソーヤがあります。
「トム・ソーヤ」外観
入口
山小屋風の造りで、椅子やテーブルもワイルドです。
ランチメニューの中から「ロールキャベツのチーズ焼き」を注文しました。
ボリュームがあります。
ロールキャベツのチーズ焼き。ジューシーでいい味でした。
珈琲。ケーキやパンも販売しています。