パイオニアのSACD/CDプレーヤー「PD-70AE」の試聴用製品が、上田市のオーディオコアに入ったので、Iさんと聴きに訪れました。連絡しておいたので、聴き比べもできるようにマランツの「SA-10」が並べて置いてありました。
まず、ディジー・ガレスピー(tp)のアルバムで「PD-70AE」を聴きましたが、トランペットのしっとり感が出るなど、細部まで再現しています。次に、マランツの「SA-10」で聴いてみました。こちらの方が情報量は多い気はしますが、ほとんど変わりありませんでした。
管弦楽やヴォーカルも聴きましたが、楽器の分離もよく、CDに刻まれた情報がかなり忠実に再現されているように感じました。また、CDが回転している音が外に漏れてこないなど、機械的な処理もしっかりできていました。
店長に、他メーカーの製品のことも尋ねてみましたが、よいものはあるけれど、かなりお値段が高くなるという返事でした。パイオニアの「PD-70AE」を購入することに傾きつつありましたが、Iさんの感想も聞いてみて翌日意思表示することにし、試聴を終えました。
夕方のオーディオコア(audio core)店舗。
試聴用機器。一番手前のスピーカーから音が出ていました。
パイオニアから10月27日に発売されたばかりのSACD/CDプレーヤー「PD-70AE」
上段の左にパイオニア「PD-70SE」、右にマランツ「SA-10」。
座った椅子です。
【試聴用に持っていったCD】
ディジー・ガレスピー(tp) 「An Electrifying Evening」 (Verve 1961年録音)
ギュンター・ヴァント指揮北ドイツ放送交響楽団 「ブラームス交響曲全集」 (RCA 1982~1985年録音)
チャンピアン・フルトン(vo,p)&スコット・ハミルトン(ts) 「The Things We Did Last Summer」(Blau 2017年録音)
纐纈歩美(as)「Brooklyn Purple」(ポニー・キャニオン 2013年録音)