憧れのジャズ喫茶「GENIUS」( ジニアス)に初めて行きました。かつては、渋谷で営業をされていて、その時に行くことができず、残念な気持ちを抱いていたお店です。現在のお店は、コーヒーやフードが美味しい街の喫茶店であるとともに、レコードの再生によるジャズが昼間から楽しめるジャズ喫茶でもありました。
訪問が遅くなったのは、地下鉄丸ノ内線で中野坂上に行き、そこで乗り換えて中野新橋にいかなければならず、しかも住宅街に立地しているという情報を得ていたからです。しかし、実際には地下鉄の乗り換えはスムーズですし、住宅街といっても駅から至近でした。また訪れたいお店の一つです。
お店はマンションの一階です。
午前11時から午後11時までの営業で、地方から行っても訪れやすいのがありがたい。
メニューの表紙。こちらには、『coffee jazz』という表示がありました。
店内。右手奥が入口です。左右にもスペースがあって、空間をうまく使っている予想以上に広いお店です。
スピーカーは壁に埋め込み式です。
入口の方からくると右手のスペース。音もそう聞こえてこないようで、一人の女性が読書していました。
入口からきて左手奥になります。談話スペースといった感じでしょうか。
スピーカー:ヴァイタボックス(VITABOX)
オーディオについては、異なっている可能性がありますが、次のようなラインナップ。よくわからないので、次回行ったときに訊いてみたいと思います。
アンプ :ハーマンガードン サイテーションXX パイオニア エクスクルーシブC5
ターンテーブル:ガラード #401
アーム : トーレンス TD124
かけているレコードのジャケットが展示されています。トニー・ベネット(vo)とカウント・ベイシー楽団の共演アルバム。
次に、マーシャル・ロイヤル(as)のアルバム。店員さんが、「今日はマーシャル・ロイヤルの命日ですからかけています」と話していました。このあたり、素晴らしい。
僕のいる間にかかった最後の一枚で、ジョー・ワイルダー「Pretty Sound」。お客様のリクエストで、かかったようでした。僕はCDを持っていますが、こちらのお店で聴くと、ジョー・ワイルダーのまろやかなトランペットが一段と心地よく聴こえました。
ジャズ関連の書籍や雑誌も置かれています。
「東京ジャズ喫茶物語」のGENIUSのページを読んでみました。
中野新橋に移転直後に取材した記事です。
ブレンドコーヒー。飲み易くて美味しい。
チーズケーキもいただき、ゆっくりと過ごすことができました。
【GENIUS】
住所:東京都中野区本町3-2-10 マンションスズノ 1F
電話:03-3372-3471
営業:11:00~23:00 定休日:木曜
ホームページ:COFFEE JAZZ GENIUS (食べログのページです)