安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ブルー・ミッチェル「BOSS HORN」、むさしの森珈琲のシャインマスカットのスイーツ。

2022-09-15 19:30:00 | トランペット・トロンボーン

仕事帰りに「むさしの森珈琲 若里店」へ。スイーツの「シャインマスカット タルト」をいただきましたが、期待にたがわない、よい品物で、葡萄のスイーツもここまできたかと感激。感激したアルバムを。

BLUE MITCHELL (ブルー・ミッチェル)
BOSS HORN (BLUE NOTE 1966年録音)

   

ブルー・ミッチェル(tp, 1930~1979年)は、ホレス・シルヴァー・グループに在団中に、「Blue's Mood」をはじめリバーサイドレーベルに録音したアルバムがよく知られていますが、それに続く、ブルーノートレーベルへの録音も秀作揃いで、これもその一枚。

メンバーは、ブルー・ミッチェル(tp)、ジュリアン・プリ―スター(tb)、ジェリー・ドジオン(as)、ジュニア・クック(ts)、ペッパー・アダムス(bs)、シダー・ウォルトン(p)、チック・コリア(p)、ジーン・テイラー(b)、ミッキー・ロッカー(ds)。編曲は、デューク・ピアソン。

曲目は次のとおり。

1  Millie (Duke Perason)
2  O Mama Enit (Blue Mitchell)
3  I Should Care (Alex Stordahl)
4  Rigor Mortez (Dave Burns)
5  Tones For Joan's Bones (Chick Corea)
6  Straight Up And Down (Chick Corea) 
5曲がジャズオリジナルで、特に注目は、チック・コリアの2曲でしょうか。スタンダードは、「I Should Care」の1曲です。

大型コンボによる演奏で、デューク・ピアソンの編曲が行き届き、変化のあるサウンドが心地よい。チック・コリア作の2曲では、コリア自身がピアノを弾いていて、特に「Straight Up and Down」におけるソロはモーダルで素晴らしい。ブルー・ミッチェル(tp)は好調で、「I Should Care」における端正なバラードプレイが、心に残ります。ジュニア・クック(ts)やシダー・ウォルトン(p)もグルーヴィーなプレイを行っていて、大型コンボゆえに人気薄かもしれませんが、手元に置きたいアルバム。

   

ジャケットの裏面。3作のミッチェルのブルーノート作品のジャケット写真が印刷されていますが、どれも水準の高いもの。

(参考)I Should Careが聴けます。

I Should Care (Rudy Van Gelder 24-Bit Mastering/2003 Remaster) - YouTube

 

【むさしの森珈琲 長野若里店、シャインマスカット タルト】

住所:長野県長野市若里6丁目1-1 
ホームページ:季節のおすすめメニュー|メニュー|むさしの森珈琲|すかいらーくグループ (skylark.co.jp)

外観

店内

シャインマスカットデザートのメニュー。タルト、パフェ、パンケーキの3種類があります。

注文は、シャインマスカットタルトと紅茶(ダージリン)。

シャインマスカットタルト。マスカットピューレホイップ&カスタードクリームと、シャインマスカットがよく合うそうです。よいスイーツで、気に入りました。葡萄のスイーツもここまできたのかと、感激。

切り分けたところ。葡萄(シャインマスカット)、マスカットピューレホイップ、カスタドクリーム、が3層になっています

ダージリン。ポットでもってきてくれます。